BCリーグはこの日、都内でリーグのトライアウトを実施し、84人が参加して初日が行われ、27人が最終選考に進んだ。工学院大で打点王を獲得した三池裕翔選手も最終選考に残った。
東京新リーグ2部の強打者
三池裕翔選手は、東京新大学リーグの2部にいる工学院大学の内野手で、163cmと小柄な遊撃手だが、今年春には最高出塁率と打点王を獲得する活躍を見せた。
遠投110mの強肩と50m6秒0の足がありこの日のトライアウトでも50m走、60m投球、シートノックや打撃などのメニューでアピールし、見事に最終選考27人に残った。
祐誠高校など中学と高校で、巨人にドラフト3位で指名された荒巻悠選手とチームメイトで、「よく一緒にご飯行ったりしてました。荒巻が指名されてめちゃくちゃうれしかった。」と話す。しかし、「自分も負けてられない思いもあって、今日このトライアウトを受けました」と話し、同じくプロ野球を目指し、まずは独立リーグ入りを目指す。
今後は2日目の審査を行い、11月7日に開催されるBCリーグのドラフト会議で指名されれば、晴れて独立リーグの選手となる。三池選手は「独立リーグでご指名をいただけるなら頑張りたいと思っているので、一生懸命がむしゃらに夢をつかめるように頑張りたい」と話し、あこがれの舞台への夢を掴む事を誓った。
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