横浜DeNA・伊藤拓郎投手が1軍初登板で1回2奪三振

伊藤拓郎, 帝京高

 昨年、横浜DeNAからドラフト9位指名された帝京高出身の伊藤拓郎投手が、昨日の巨人戦で8回にプロ初登板すると石井義久選手にヒットを許したものの、長野久義選手、寺内崇幸選手を2者連続三振に斬って取り無失点に抑えた。

 球速は130km台でストレートは高校1年時の148kmにはまだまだ及ばなかったものの、スライダーの変化が大きくバッターが戸惑う場面も見られた。いい変化球があるので、課題はやはりストレートという事になる。

 高校1年時の甲子園で148kmを記録してから2年生の時にフォームを崩してしまうと、3年生ではストレートを捨ててスライダーを磨きチームを甲子園に導いた。ストレートの印象がまだ強いものの、今はスライダーで勝負し1年目で1軍のマウンドで実績を残した。

 まだ課題もある。スライダーは素晴らしい球だったが、消化試合で点差の開いた場面でもあり、本気の真剣勝負ではやはりストレートが生きてこなければ空振りを奪えるかわからない。課題はハッキリしたが、逆に言うとその課題を克服すれば1軍でも十分やれる。それだけの度胸を持っている投手で、その精神力は、やはり高校1年で怪物と言われた投手だった。

 度胸とスライダーを武器にプロでこれからどこまで登っていくのか、9位からの逆襲劇を見続けて行きたい。

 

 

 DeNAの高卒新人、伊藤がキラリと光った。八回に初登板し、長野、寺内を連続三振に仕留め、「自分の中の収穫。忘れない」と喜んだ。東京・帝京高からドラフト9位入団の右腕。中畑監督は「圧巻。150点ぐらいやってもいい」と褒めた。

 DeNA大敗の中で光ったのがドラフト9位のルーキー伊藤だった。

 

 8回に登板し、長野と寺内を空振り三振に仕留めるなど1回無失点。昨秋のドラフトは全体で最後の72番目の指名だったが、1年目で上々のプロデビューを果たした。「たまたま抑えられただけ。まだまだ」という19歳右腕に、中畑監督は「圧巻だった。150点やってもいい。度胸もいいし、頼もしくて鍛えがいがある」と目を細めていた。


PAGE TOP