広島は清宮選手の指名を回避、「スタイルに合わない」

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広島は10月2日、早稲田実の清宮選手との面談を行わなかった事について松田オーナーが「行かないという事は、しないという事」と話し、清宮幸太郎選手の指名を回避することを明らかにした。

これまでの評価は高く

清宮幸太郎選手について広島は、これまでもドラフト上位候補に名前を挙げており、高く評価をしていた。松田オーナーも「ものすごい選手だと思う」と話した。しかし、「うちのスタイルに合わない。現場は足の速い選手を求めている」と話し、チームの方針や現在の補強ポイントに清宮選手が合致しない事から、1位指名から撤退した。

広島はファーストで新井選手やエルドレッド選手が守っており、若い一塁候補も必要かと思われる。しかしチームとしては以前より足や肩のある選手を指名する特長がある。清宮選手は足が遅いとは言えず、同じようなタイプの慶応大の岩見雅紀選手をドラフト候補としているなどから、チームカラーというよりは1位指名で多くの球団が競合することを避けたとみられる。

また、広島は地元広陵に中村奨成選手がおり、松田オーナーは中村選手の名前を挙げ、清宮選手より優先させるような発言をしていた。また本音としては左腕投手や絶対的なリリーフの獲得を優先したいようで、JR東日本・田嶋大樹投手、立命館大・東 克樹投手、そしてヤマハ・鈴木博志投手を1位候補に挙げている。

投手指名でいくか、補強ポイントとみられる捕手として中村選手でいくか、当日の指名が注目される。

2017年ドラフト指名予想

高校通算111本塁打を放った今秋ドラフト最大の目玉からの撤退。広島は当初から清宮の才能を高く評価し、動向に注視してきた。長打力には大きな魅力があるものの、チームカラーとして俊足の選手を数多く獲得してきた球団方針を重視した。

 「清宮はものすごくいい選手だけど、うちのスタイルじゃない。スピードのある選手がほしい。現場も求めている」と球団幹部。機動力野球の継続を念頭に置きながら、総合的な判断で争奪戦不参加を決めた。

2日、都内の同校で清宮側と各球団の面談が行われたが、広島は欠席。球団首脳は「行かないということは、指名しないということ。打撃は素晴らしいものがあるが、うちのスタイルには合わない。スピードのある選手が欲しい」と説明した。

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