東北楽天、地元出身の早大・横山貴明投手を指名へ

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 東北楽天は地元・福島出身の早大・横山貴明投手の指名を検討している。

 横山貴明投手は聖光学院出身で、高校時代は伸びのあるストレートで3度の甲子園出場を果たしており、早稲田大では主にリリーフとして連続無失点を続けるなど安定感の高い投手。

 東北楽天の球団幹部は「ずっと見ている選手。地元ということはもちろんだが、実力的な面も含めて評価している」と話し、指名に前向きなようだ。

 福島・浪江町出身で家族も東日本大震災で被災し、喜多方市へ移り住んでいる。今年リーグ優勝を果たして地元に力を与えた東北楽天に入団し、浪江町の方々に力を与えられれば何より嬉しい事だろう。

180cmから148km/hの速球を投げ、スプリットなど沈む球も有効な横山投手、戦力になるはずだ。

 楽天が注目している横山は、最速147キロを誇る右腕。早大では登板機会に恵まれなかったが、今秋の立大戦(14日)で2年春以来のリーグ戦2勝目を挙げた。この日は法大戦に2番手で登板。無失点に抑えたが、チームは敗れて優勝の可能性が消滅した。

 東日本大震災で甚大な被害を受けた福島・浪江町の出身。聖光学院では2年秋からエースとして活躍し、2年春夏、3年夏と3度、甲子園出場を果たした。

 楽天は地域密着の方針を打ち出しており、地元ともいえる福島出身の横山を早い段階からリストアップしていた。ドラフト直前となった現在も、指名候補の最終リストに名前を残している。球団幹部は「ずっと見ている選手。地元ということはもちろんだが、実力的な面も含めて評価したい」としている。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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