埼玉西武はドラフト9位で指名した弘前工・藤田航生投手に、水沢スカウトが指名のあいさつを行った。
天性のもの
藤田投手は175cm70kgの左腕投手で、最速は140キロだが、カーブ、スライダー、チェンジアップを武器に1試合平均11.65の奪三振率を記録している。甲子園にも春や秋の東北大会にも出場をしていない投手だったが、水沢スカウトは藤田投手を視察し、「藤田君の落差が大きくブレーキの利いた縦カーブを見た時は衝撃だった。プロでも投げられる投手は何人もいない」と評価し、ドラフト9位での指名となった。
また水沢スカウトは「藤田君があのような縦のカーブを投げられるのは、手首の柔らかさや指先の感覚など天性のものを持っている。」と話し、「うちの投手でいえば岸の左版」とエースの岸投手の名前を出して期待の高さを示した。
藤田投手も「岸さんと菊池雄星さんのいいところを見習って、自分の武器のカーブをもっと磨き、ストレートも切れを増したい」と答えた。
福岡ソフトバンクの武田投手などがカーブをうまく使うピッチングを見せている。西武の岸投手などもカーブの使い手としてリーグを代表する投手となっており、カーブの良い投手も評価される事になりそうだ。
2015ドラフト全指名選手 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page
西武 ドラ9弘前工・藤田に高評価「縦カーブ衝撃」 – 野球 : 日刊スポーツ 2015/10/29
水沢スカウトは「藤田君の落差が大きくブレーキの利いた縦カーブを見た時は衝撃だった。プロでも投げられる投手は何人もいない」と高い評価を示した。
コメント