東京ヤクルトは、大船渡の佐々木朗希投手と、明治大の森下暢仁投手を、ドラフト1位候補の最高ランクに評価していることが分かった。
スカウト会議で12人を1位候補
東京ヤクルトは先日、6月14日に行われたスカウト会議で、ドラフト1位候補を12人に絞り込んだが、その中での順位付けはしていなかった。
しかし球団関係者がこの日、「Aランクの中で順位付けはしていないが、2人がその位置付けであるのは間違いないでしょう。」と話し、明治大の森下暢仁投手について「将来的に先発ローテーションの軸になれる投手だと評価している」、大船渡の佐々木朗希投手について「潜在能力は類を見ない。将来性は計り知れない」と話し、12人の中でこの二人を最高ランクに位置付けている事を示唆した。
森下投手は180cmの右腕で最速155キロ、カーブやチェンジアップ、カットボールも良く、大学NO.1に大学日本一&MVPの称号も付いた。1年目から即戦力が期待できる。ただし、毎年出てくるドラフトNO.1投手である。
大船渡の佐々木投手は10~20年に一人の投手で、190cmから最速は163キロを記録する。ただし、まだ大舞台で登板は出来ておらず、まだ体も成長の段階でもある。体が固まるまでプロで2年くらい、そしてもしかすると5、6年プレーをしたのち、メジャーへの移籍という事になるかもしれない。そしてすでに北海道日本ハムが1位指名を公表しており指名をすれば競合は確実である。
投手を補強ポイントとしているヤクルト、今年のドラフト会議では投手の上位候補が多く、投手の立て直しをしっかりと図りたい。この2人を中心に星稜の奥川恭伸投手や、JFE西日本の河野竜生投手なども注目し、秋のドラフト会議で最高の結果を目指す。
ヤクルトがスカウト会議、ドラフト1位候補12人リストアップ
東京ヤクルトスワローズのドラフト会議
「Aランクの中で順位付けはしていないが、2人がその位置付けであるのは間違いないでしょう。(森下は)将来的に先発ローテーションの軸になれる投手だと評価している。(佐々木の)潜在能力は類を見ない。将来性は計り知れない」
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