阪神・藤浪晋太郎誕生!父親は大学進学を勧めていた

藤浪晋太郎, 大阪桐蔭

 ドラフト会議で阪神が1位で交渉権を獲得した大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手が、11月15日、阪神と仮契約を結んだ。阪神では高校生で初となる、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1500万円の満額での契約となった。

 197cmの長身から最速153km、常時150km前後を投げるという身体能力に、甲子園で春夏連覇のエースという実績、ドラフト候補としてこれだけのものを持ってプロに入団する選手は数少ないだろう。阪神で10勝とかそういう選手ではなく、日本の大エースになる選手だ。

 藤浪投手は仮契約の会見で「球界を代表する、日本を代表する投手と言われるよう頑張りたい」と話し、次回WBC日本代表のエースになる事を目標とした。そして、その目標を達成するために、「厳しい世界に入るし、今までは部活動としてやっていましたが、これからは一つの仕事としてそれで飯を食っていかないといけない。そういう覚悟も決めて頑張っていきたい」と覚悟を定めていた。発言を聞いても、常にクレバーな面を見せる。

 そんな中、藤浪投手の父親、晋氏は藤浪投手に大学進学を勧めていたという。「野球の場合はずっと現役でやれるわけじゃない。その後の方が長い。回り道と言われる方もいますが、大学へ行く意味もある。」と告白した。しかし、「自分で選んだ道ですので。応援したい」と最終的には本人の意思を尊重しプロ入りへの道を応援している。

 阪神・畑山スカウトは「今のままでも通用する力はある。体力さえ付けばローテーションにも入れると思います。これだけのアマの実績を持って入ってくる選手は初めて」と話す。阪神は球界の宝を獲得するとともに、その宝をもっと、そして常に輝かせるという重責を担うことになる。

 そして藤浪投手の阪神入団はセリーグも変える力がありそうだ。今季低迷した阪神の再浮上による活性化もそうだが、力があるだけでなく、甲子園のスターがセリーグに入ることで各球団も燃えるだろう。

 

 伝統の阪神の帽子がよく似合う。最高の評価、最高の笑顔。藤浪は仮契約後の会見で誓った。「交渉を迎えて凄く実感が湧いてきた。厳しい世界に入るし、野球が仕事になって、それで飯を食っていかないといけない。そういう覚悟も決めて頑張っていきたい」

 

 高卒新人の契約金1億円は、阪神では98年の藤川以来だ。その藤川の年俸は700万円。高卒新人で年俸1500万円は球団初となる。大阪桐蔭を甲子園春夏連覇に導いた1メートル97の浪速の怪物。目指す目標ももちろんでっかい。「球界を代表する、日本を代表する投手と言われるよう頑張りたい」

 

 虎のエースの座はもちろん、将来は侍ジャパンのエースの姿も自ら思い描く。06、09年とWBCを連覇した日本代表の奮闘ぶりに、藤浪少年はテレビにクギ付けになった。「凄い選手ばかり。一つ一つのプレーが勉強になった」。そして言った。「日本を代表する投手になるということは、そういう(WBCなどの)舞台に選ばれて国民の方々に評価されるということ。一流選手になるために、そういうところにいけたらな、と思います」。9月には18U世界選手権(韓国)に参加。「貴重な経験だった。世界大会は文化も野球のスタイルも違う。強烈な印象を受けた」。侍の一員になるだけの素材であることは球団の、そして周囲の評価が証明している。

祝!虎の藤浪、誕生「日本一のエースになる」 - サンケイスポーツ:2012/11/16

  「球界を代表する投手と言われるように。日本を代表する投手と言われるように、それぐらいの投手になれるようにがんばっていきたいと思います」

 

 約1時間行われた入団交渉。佐野統括スカウト、竹内スカウトディレクター、担当の畑山スカウトと向かい合い、両親の間に着席。契約書に目を通しながらプロ意識が芽ばえてきた。「すごく実感がわいてきています」。強く願ったのは大投手になることだった。阪神では村山実、江夏豊。最近では松坂大輔(前レッドソックス)やダルビッシュ(レンジャーズ)のような存在だ。唯一無二の投手になることを誓った。

阪神・藤浪の父、大学進学勧めていた - サンケイスポーツ:2012/11/16

 阪神との入団交渉を終えた藤浪晋太郎投手の父・晋さん(49)は15日、実は大学進学を勧めていたことを明かした。

 

 「野球の場合はずっと現役でやれるわけじゃない。その後の方が長い。回り道と言われる方もいますが、大学へ行く意味もある。でも、自分で選んだ道ですので。応援したい」。母・明美さん(48)も「自分の好きなことを一生懸命やって、普通にやってくれればいいかな」と話した。


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