北海道日本ハム・大谷翔平選手が高卒1年目で42安打記録、歴代4位

北海道日本ハム球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 北海道日本ハムの大谷翔平選手は、福岡ソフトバンク戦で5番ライトで出場すると、第1打席の2アウト1,3塁の場面でライト線にタイムリー2ベースヒットを放つと、7回の打席でもヒットを放ち42安打とした。

 ドラフト制度導入後の高校卒1年目では松井秀喜選手(1992年巨人ドラフト1位)が41安打を記録しており、それを抜いて歴代4位となった。1位は清原和博選手(西武)の123安打、2位は立浪和義選手(中日)の75安打、3位は東出輝裕選手(広島)の53安打となっている。

 まだホームランは2本と少ないものの王貞治選手をホームランバッターにした荒川氏が大谷選手を視察し、「体が柔らかく使えて、上半身と下半身のバランスが凄くいい。ホームランの打ち方を覚えれば40本は間違いなく打つ」と話すなど、ホームランバッターとしての可能性も十分ある。

 二塁打は最近は出ていなかったが15本目となった。19歳ながらチームの5番を打ち、勝利に貢献する打点を挙げる。それだけでも凄い事だが、投手としても3勝を挙げている。投手が良いか、野手がよいか、二刀流は?この議論は当分結論が出そうに無い。

  一気にゴジラを抜き去った。7回2死。大谷が内角の146キロを中前にはじき返した。今季42安打目で、ドラフト制導入後の高卒新人では、41安打の松井秀喜(巨人)を上回り4位に入った。初回2死一、三塁では、野手として7試合ぶりの打点となる適時二塁打を放っていた。「松井さんの数字を意識はしていなかった。すごい打者ですし、僕なんかは全然まだまだですけど、少しでも追いつけるように頑張りたい」。松井氏のかつての本拠地・東京Dで記念の一打を放った。

 憧れだった。「自分も軸足で打つ打者で長打が持ち味。小さい頃から見ていて構えもマネしてきた」。小学2年から野球を始めた大谷少年は、テレビ画面に映る背番号55に夢中になった。昨年末に松井氏が現役引退を表明すると「すごく残念です」と漏らした。「雲の上の存在」を、数字の上では超えた。

 二刀流に挑んでいるため、野手としての出場が制限されている中での「ゴジラ超え」が大谷の能力の高さの証明でもある。世界の王貞治(ソフトバンク球団会長)を育てた荒川博氏(83=評論家)がこの日の試合前、大谷の打撃練習を見るためだけに東京ドームを訪れた。「体が柔らかく使えて、上半身と下半身のバランスが凄くいい。ホームランの打ち方を覚えれば40本は間違いなく打つ」と絶賛。19歳の底知れぬ才能にほれぼれとした。

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