巨人がFA宣言をした阪神・大山悠輔選手と福岡ソフトバンク・甲斐拓也捕手に、30億円規模のオファーを準備している事がわかった。
大山選手には5年20億円以上
FA宣言をした大山悠輔選手は、今季は2億8000万円の年俸だったが、FA宣言前の交渉で4年総額16億円の提示をされていたと見られる。獲得を目指す巨人はそれを上回る形で、5年20億円以上の大型契約を準備しているという。
巨人は今年、4年ぶりにセ・リーグを制覇したものの、CSでは打線が抑え込まれ、DeNAに敗れて日本一を逃した。阿部監督や山口オーナーとの会談で、「短期決戦の難しさとか、チームの課題は明確に出ました。そこを何とか補強だったり、新戦力でチーム編成をしていければなと思います」と話し、大舞台で勝負強い打者の獲得を目指していくとした。
また、甲斐拓也捕手にも4年以上総額10億円規模の大型契約を提示する可能性がある。巨人は岸田選手、大城選手、小林選手を併用したが、福岡ソフトバンクで日本一を何度も経験し、侍ジャパンでも正捕手として活躍する甲斐選手について阿部監督は「基本はバッテリー。守りから、それは変わらない。」と話している。
巨人はこれまで2011年にソフトバンク・杉内投手と横浜の村田修一選手の獲得に25億円、2016年の日本ハム・陽岱鋼選手、DeNA・山口投手、ソフトバンク・森福投手の獲得に26億円の契約をしている。そして2018年には広島の丸選手の獲得に5年25億5000万円の大型契約を結んだほか、西武の炭谷捕手にも1億5000万円の3年契約をしている。
今年は大山選手と甲斐捕手ですでに30億円、またソフトバンクの石川柊太投手の獲得も目指しており、FA市場で30億円を超える契約をする可能性がある。
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