松井裕樹投手が6回4安打6奪三振で無失点、国内3球団のスカウトが視察

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 18Uワールドカップ、第2ラウンドが始まった。

 まずは韓国戦、エースの松井裕樹投手が先発したがこの日も制球が定まらず、初回に2四死球を与えるなどして1アウト満塁のピンチを迎える。しかし続くバッターをストレートで三振、チェンジアップで三振と2三振を奪って抑えた。その後は最速148km/hを記録するなど常時140km/h中盤を記録したストレートを105球中81球も投げ6回4安打6奪三振で無失点、力でねじ伏せた。

 台湾戦でも満塁でカウント3ボールとなったが三振で切り抜けた。この日は5四死球と制球がまだ定まっていない。しかしランナーを背負った時の精神的な強さは22奪三振と共に評価される点となるだろう。

 サンケイスポーツによると国内3球団と海外のスカウト合わせて12人が視察したという。台湾に残っているのは、福岡ソフトバンク、阪神、巨人のスカウトと思うが、あらためて松井投手の評価は上がった事だろう。

 また捕手の森友哉選手のリードも改めて評価される。昨年の藤浪晋太郎投手が韓国戦で完投勝利を挙げたが、ストレートについてきていなかったと分析し、ストレートを多投した。リーダーシップや打撃も含めて素晴らしい捕手だ。

  圧勝だった。正念場とにらんでいた2次R初戦の韓国戦は、12安打10点で7回コールド。もちろん、6連勝を飾った笑顔のナインたちの中心には松井がいた。「仲間たちも1次Rでいい投球をしていたし、僕もその頑張りに応えたかった」。6回まで4安打6三振。きっちりとゼロを並べた左腕は、チーム初戦の台湾戦(1日)以来、今大会2勝目を満足そうに振り返った。

 これでもか、これでもか―。松井の指先から放たれるボールは、ひたすら真っすぐだった。まずは初回の先頭打者から11球連続。この回に投げた23球のうち、21球がストレートだった。6回105球のうち、実に81球が直球。昨夏の甲子園衝撃デビューから「勝負どころでスライダー」のイメージを作り上げてきた怪物左腕。台湾戦の直球比率が約6割だったことを考えると、まさに大変身だ。

 松井の巧みな動きが宿敵を怒らせた。2回1死一塁。一塁走者をけん制アウトに仕留めた瞬間だった。韓国の鄭胤鎮(チョンユンジン)監督は「ボークだ」とベンチを飛び出し球審に猛抗議。判定が覆ることはなかったが、松井は「向こうがこの試合に懸けているのが伝わった。気持ちで負けてはいけないと思った」と闘志をかき立てた。直後に空振り三振を奪うと、雄叫びを上げながらベンチへ戻った。

 「調子は悪かったが、0失点でつなげて、気持ち良かった」。韓国プロ野球への入団が決まっている8人が名を連ねる打線を相手に、直球で押しまくった。初回は23球中、実に20球が直球。制球が定まらず、いきなり1死満塁のピンチを招いたが、連続三振で切り抜けた。西谷浩一監督は「米国と比べて振ってこないので、力で押す方がいい」と、昨夜に松井を宿舎の自室に呼び出し、この日の先発起用を伝えた。

 球場入りしてから捕手の森友とも「作戦会議」を重ねた。昨年の同大会で韓国には1勝1敗だったが、「藤浪さん(阪神)のスピード系のボールは捉えられていなかった」という女房役の見立てもあり、宿敵封じに最も有効な球種は「ストレート」との結論に達した。105球中直球は8割近い80球を数えた。1日の台湾戦では159球を投げ、直球は約64%の101球だっただけに、投球スタイルの違いは明白だった。「伝家の宝刀」のスライダーを減らしたことで、4回以外は走者を背負い、わずか6奪三振。チームの勝利を最優先した結果でもあった。

松井、韓倒!世界一あと「3」/18UW杯  - サンケイスポーツ:2013/9/6

 ネット裏には国内3球団と米韓台のスカウト計12人が視察。世界一を目標に臨んだ大会で、エースに指名された自覚があった。

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