横浜高校・高濱祐仁選手が通算32号ホームラン、浅間大基選手をリード

横浜高, 高濱祐仁

 高校野球神奈川大会では横浜高校が立花学園に5-0で勝利した。4番の高濱祐仁選手が通算32号ホームランを放ち、主砲が目を覚ました。

浅間大基選手をライバルに

 高濱祐仁選手と浅間大基選手と言えば、中学時代から東の浅間、西の高濱と注目され、入学後も三拍子揃ったタイプの浅間選手とスラッガータイプの高濱選手はタイプは違ったものの常に比較されてきた。

 昨年夏は桐光学園の松井裕樹投手からアベックホームランを放ったが、今大会は浅間選手がこれまで3本塁打を記録しているのに対し、高濱選手はまだ0本だった。

 通算ホームランも31号と並んだ二人だったが、この日は高濱選手が大会初ホームランを放って32号、浅間選手を再びリードした。試合後に「最近、注目が浅間になっていたので、僕も打てて良かったです」とライバル心を表した。

 

プレッシャー

 昨年までドラフト1位候補と言えば高濱祐仁選手の名前が挙がっていた。阪神に2007年高校生ドラフトで1位指名された高濱卓也選手の弟で、1年生で4番を任されていた。

 昨年秋から遊撃手と守備でも重要なポジションを任せられ、またドラフト候補の重圧も知らずのうちにかかっていたのだろう。周囲は3年生になってホームラン量産の期待をしていたが、ホームラン数は伸びなかった。

 渡辺監督は「高浜は浅間以上にマークが厳しかった。よく打ったと思う。完璧だった」と話し、4番遊撃手の高濱選手をねぎらった。

 浅間大基選手が好調で伊藤将司投手も復調、そして高濱祐仁選手も加わり、横浜高校に主役が出そろった。

 2点リードの7回。同じくドラフト候補の浅間大基外野手(3年)が中前打で出塁し、犠打と失策の間に1点を追加した。すでに今大会3本塁打と絶好調の1番打者が得点し、回ってきた打席。アドレナリン全開で、初球の内寄り真っすぐを振り抜いた。「ホームランだけが自分のバッティングではありませんが、浅間が目の前で3本打っているのを見て悔しかったのはありました」と、勝利を決定づける一打を左翼席へ放り込んだ。

 自然と拳を突き上げていた。それだけ自分自身待望した一発だった。プロ注目の高浜祐仁遊撃手(3年)が3点リードの7回1死一塁。左翼席へ今大会1号となる高校通算32号2ランを放った。「最近、注目が(同学年の)浅間になっていたので、僕も打てて良かったです」。初戦の厚木西戦で2本塁打を放つなどすでに3本塁打の浅間大基中堅手(3年)の名前を冗談まじりに出し、喜んだ。

 神奈川大会で1年夏から3年連続でアーチを架けた。渡辺元智監督(69)は「高浜は浅間以上にマークが厳しかった。よく打ったと思う。完璧だった」と8強入りを導く主砲の一打を絶賛。


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