高校野球滋賀大会では、米原高校の138km/h右腕・井手吉道範投手が綾羽高校に9奪三振2失点で勝利した。北海道日本ハムのスカウトが注目したが、将来は研究者などを目指すという。
138km/h
井手吉道範投手は177cmから最速138km/hの速球を投げる。滋賀県屈指の好投手として注目されていたが、この日は綾羽高校を相手に8回まで2安打ピッチング、9回に4安打で2点を奪われたものの、9回6安打9奪三振2失点で完投勝利を挙げた。
このピッチングに北海道日本ハムの芝草宇宙スカウトは「投手に一番大事な攻める姿勢がありますね」と評価し、「頭がいいので投球がうまい」とも評価された。
井手吉投手は学校では理数科クラスで勉強し、県有数の進学校という事もあって「将来は教師か研究者になりたい」と話す。野球は1日に2時間の練習で磨きプロから注目される投手になった。大学でも理系学科に属している野球部の選手は少なくない。慶大だった福谷浩司投手や兄弟の田中英祐投手も野球と研究を両立し、論文をまとめて卒業をしている。
プロ志望の可能性は高くないと思われるが、大学でも野球と研究の両立して両方での活躍を見てみたい。
この日は「科学は好きですが、投げ込みは嫌いで…」と猛暑にやられたのか、9回に2失点。だが、8回までわずか2安打に抑える投球には、プロのスカウトからも「頭がいいので投球がうまい」と賛辞の声が上がった。
県内有数の進学校の理数科に在籍する井手吉の成績は常にトップクラス。将来は教師か研究者の道を志すという右腕にネット裏の日本ハム・芝草宇宙スカウトは「投手に一番大事な攻める姿勢がありますね」と評価していた。
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