侍ジャパンU18代表、5投手が登板しキューバを完封、プロスカウトも評価

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 U18ワールドカップのスーパーラウンド第3戦のキューバ戦で、侍ジャパンは先発に小笠原慎之介投手を起用、その小笠原投手は2回をパーフェクトに抑えると、その後プロ注目が続々登板し、キューバを4安打で完封した。今日のアメリカとの決勝は、1次ラウンドで完封をしている佐藤世那投手に託す。

5投手で完封

 この日先発した小笠原慎之介投手は最速は144キロに抑えコントロールを重視、変化球でもストレートでも空振りを奪うキレのある球を投げ、2回をノーヒット3奪三振とパーフェクトピッチングを見せた。

 西谷監督から腕が横振りになっていると指摘され、この日は「うまく体を使って投げようとおもった」とそれを修正して好投を見せた。このピッチングに巨人の山下スカウト部長は「力でなくコントロールを意識していた。高校生では彼のような左投手は今年はいない。」と評価し、高校NO1左腕とあらためて評価している。

 3回からは同じくドラフト1位候補の高橋純平投手が登板し、2回を1安打無失点に抑えた。今大会は足の状態の影響がやや残り、リリーフとして登板をしている。この日も山下スカウト部長が「本来の出来に遠い」と評価するなど良いときのピッチングではないが、力のある速球を見せた。山下部長も「足の心配はもうない。今の出来で1位の評価が変わることはない。」と1位候補評価をしている。

 続けて秋田商の成田翔投手が登板し1回を無失点に抑えた。成田投手は今大会はメキシコ戦で先発し4回2安打7奪三振と快投を見せ、アメリカ戦で先発という予想をしていた。キレのある速球とこの日も三振を1つ奪うなど空振りを奪える変化球は、この夏で最も輝いた投手だったと思う。

 その後、高橋樹也投手が2回を2安打無失点、最後はドラフト上位候補の森下暢仁投手が2回を1安打無失点に抑えた。成田投手は地元の社会人TDK入りが濃厚だが、小笠原投手、高橋純平投手はドラフト1位での指名が確実、高橋樹也投手、森下暢仁投手もともに注目している球団があり、プロ志望をすれば指名確実とみられる。

 決勝のアメリカ戦では1次ラウンドで完封勝利をした佐藤世那投手が先発するとみられる。小笠原投手、高橋投手などこの日登板した投手はリリーフとして控える。全員でアメリカを倒しに行く。

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2015年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

2015年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

最速は144キロだったが丁寧に投げキューバ打線を無安打2三振に封じた。

夏の甲子園優勝左腕、小笠原(東海大相模)は先発で2回完全。「体をうまく使おうと考えて、テンポよく投げられた」とうなずいた。2番手・高橋純(県岐阜商)は夏の選手権では届かなかった甲子園のマウンド。センバツ以来となる舞台に「登板できてよかった」と笑みを浮かべた。

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