大阪桐蔭・柿木蓮投手、地元佐賀の伊万里戦に登板か

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センバツ組み合わせ抽選では、大阪桐蔭が佐賀の伊万里と初戦で対戦する事が決まった。エースの柿木蓮投手は佐賀出身で、伊万里高校には中学時代のチームメイトがいる。

投げさせてもらうなら

柿木蓮投手は佐賀東松ボーイズ出身で、伊万里高校の古賀昭人外野手とはチームメイトだった。年末年始にはそのチームのOB戦に出場し、同期で焼肉をして二人は顔を合わせていた。その時はまだ出場が決定していなかったため、「出られたらいいな」とお互いに話していたという。

そしてこの日、組み合わせ抽選を見守っていた柿木投手は、「来たらおもろいな、とは話していたけど来るとは思わなかった」と、地元との対戦を喜んだ。そして気を引き締め、「地元の高校なので意識はしてしまうが、一番は勝つのが目的。佐賀だから気が抜けるとかはないです」と話した。

大阪桐蔭は柿木投手の他、根尾昂投手、横川凱投手がローテーションで先発をしてくる。エースの柿木投手が初戦に行くか、それとも、次の3回戦にエースをぶつけるかもしれない。でも柿木投手は「投げさせてもらえるなら、打たれたくない」と登板したい気持ちを見せた。

地元相手に今年の初戦を戦い、柿木投手の最後の1年が始まる。秋にはドラフト1位指名で故郷に錦を飾るだろう。

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抽選会には主将・中川卓也内野手(3年)が出席。他の部員たちは大東市内の学校でネット中継を見守っていた。先に抽選して相手を待つ形だったが、「来たらおもろいな、とは話していたけど(本当に)来るとは思わなかった」とびっくりの柿木。西谷浩一監督も抽選会後に「柿木が引き寄せたのかな」と笑った。

 柿木は佐賀東松ボーイズ出身。伊万里には当時のチームメート・古賀昭人外野手(3年)が所属している。年末年始には帰省してOB戦に出場。その後に同期で焼き肉店で七輪を囲み、古賀とも顔を合わせた。「(お互いに)出られたらいいな」。出場校決定を前に言葉を交わしていたが、いきなり初戦で激突とは…。まだ監督から登板は告げられていないが「投げさせてもらえるなら、打たれたくない」とライバル心を燃やした。

チーム唯一の九州男児は不思議な縁を感じていた。佐賀県多久市出身。仲間とともに関係者のパソコンで抽選会のLIVE映像を見ていた柿木は思わず笑みを浮かべた。初戦の相手は、自身が生まれた佐賀からやってくる伊万里に決まった。エースは早くも燃えたぎる思いを明かした。

 「故郷が佐賀ですし(伊万里が)来たらおもしろいなと思っていました。地元の高校で、意識するなと言われても意識してしまいますが、どんな相手でも気は抜きません」

 伊万里の中堅手・古賀は佐賀東松ボーイズでともにプレーした間柄だ。ことし1月2日のOB戦で再会。焼き肉も一緒に食べた。聖地での再会を約束したとはいえ、初戦でいきなり対戦することは想定外だった。西谷浩一監督(48)は「柿木が引き寄せたのかな。ご縁があったということでしょう」と笑った。

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