日本文理の150キロ右腕・鈴木裕太投手はこの日、金沢学院高を6回3安打8奪三振で1失点に抑える好投を見せた。最速は145キロだった。
投打に軸
鈴木裕太投手はこの日、球速は140キロ前半に抑え、危なげなく4回まで無失点に抑えていく。5回、2アウトから2四死球を与えると、続くバッターにヒットを許し2アウト満塁のピンチを背負い、暴投で1点を失う。しかし何とかその1点で踏みとどまった。6回を投げて3安打8奪三振1失点という内容だった。
常時140キロ台を記録するストレートと、130キロ台の高速スライダーが良く、三振を奪っていく投球もできた。
中学時代から実績のある鈴木投手は、チームのエースとして頼れる存在になっている。この春の新潟大会も15回を投げて4安打無失点、22奪三振と安定をしており、ピンチの所で無失点に抑える事ができれば、もっと良かったが、安定感を見せた。
また打撃でも3回、6回にタイムリーヒットを打ち、2安打2打点と活躍を見せた。こちらもチームの4番を任される信頼感があり、その期待に応えた。
秋にプロ志望をすれば、指名がある投手だろう。そしてまだ、ポテンシャルを秘めた選手にも感じられる。この夏の甲子園、そしてその先の成長も期待できる非常に楽しみな選手だ。
今秋ドラフト候補でもある150キロ右腕・鈴木裕太(3年)が先発。140キロ台の直球を軸に6回3安打1失点、8奪三振と好投した。打っても4番として、3回と6回に適時打を放ち、2安打2打点で勝利に貢献した。
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