花咲徳栄の石塚裕惺選手が甲子園へ4安打、3球団視察しヤクルト「高校生内野手では一番レベルが高い」

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夏の高校野球埼玉大会は決勝戦が行われ、花咲徳栄が昌平とのタイブレークを制して11-9で勝利、プロ注目の石塚裕惺選手が4安打4打点、守備でも正確な遠投でアウトを奪う好プレーを見せた。

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「集中力と技術力が際立っていた」

石塚裕惺選手はこの日、初回の1アウト2,3塁の場面で右中間に先制のタイムリー3ベースヒットを打つと、1点差に迫られた5回2アウト満塁の場面ではレフト前に2点タイムリーヒット、その後、も昌平に迫られる場面でチャンスメークをするヒットを放つなど、ナインが欲しいと思う場面で、ことごとく結果を残し、4安打4打点の大活躍を見せた。

また守備でも三遊間の深い位置で回り込んで捕球すると、そのままの態勢でファーストへ遠投、アウトにした。特に評価される正確な送球がここぞという場面で見られた。

石塚選手は 「本当に甲子園に行きたくて、行きたくて。きょうは自分のバットでという強い気持ちを持っていました」と話し、優勝した場面では「フライングしてしまいました」と一番にマウンドに駆け上っていた。

この日は3球団のスカウトが視察したが、東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは、「集中力と技術力が際立っていた。攻走守に欠点のない、高校生内野手では3拍子で一番レベルが高いトップクラスの遊撃手」と高く評価した。

堅実で落ち着いたプレーを続ける石塚選手が、タイブレークにチャンスで打席が回った所で申告敬遠を受けると、気持ちを見せる場面が見られた。いろいろな意見もあるが、気持ちの強い場面を試合で見られたのは個人的には嬉しかった。

高校生遊撃手のトップランクの選手が、甲子園でどのようなプレーを見せるのか、ワクワクが止まらない。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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