広島ドラフト2位ルーキー・宇草孔基選手が紅白戦で一発

広島カープルーキーニュース

広島ドラフト2位ルーキーの宇草孔基選手が、紅白戦で会心のホームランを放ちアピールした。

打った瞬間

プロ初の紅白戦に、7番ライトで出場した宇草孔基選手は、2回2アウト1塁で回ってきた第1打席に、昨年1軍も経験している山口投手のインコースのストレートを捉えると、打った瞬間にホームランとわかる打球はライトのネットに突き刺さった。「打った瞬間に本塁打と思うことはなかなかない感覚。」と話した。

宇草選手は高校時代や大学でも1,2年時は打撃が課題だった。しかし、足を上げていたフォームをすり足に変えて結果を残し始めた。昨年秋は再び打撃不振となったものの、キャンプではこの日の2日前に朝山コーチからノーステップ打法をアドバイスされ、それに取り組んでいたという。「2、3打席目の感覚もいままでとは違いました。一番良かったのは、やってきたことを出せたこと」と話し、良い感触をつかんだ。朝山コーチも「シート打撃でも必ず右足が崩れていた。体重移動の意識付けの一環で取り入れたけど、数日でできる対応力がある。今日は100点」と喜んだ。

宇草選手は50m5.8秒の驚異の足があり、小園選手に匹敵する。外野手では鈴木誠也選手と西川選手は昨年の実績十分で確定的、残るもう一つのポジションを長野選手、野間選手などと争うが、足と長打力がピカイチで1年目からの活躍が期待される。

またこの日は法政大の先輩で侍ジャパンの稲葉監督も視察に訪れていた。先輩の前での一発だったが、宇草選手はU18,大学で侍ジャパンの代表を経験しており、U18時は打撃で苦労したが、大学代表では不動のレギュラーとして活躍した。次はいよいよトップチームという事になる。

まずは1年目で結果を残し、2021年に行われるWBCの代表へと駆け上ってゆきたい。

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「あんなに打った瞬間、というのはあまりない。振り切って打てた。一番良かったのは、やってきたことを出せたこと」と充実感を漂わせた宇草。見守った朝山打撃コーチも「対応力を持っている。打撃に関しては100点」と褒めたたえた。

高校時代は高く足を上げてタイミングを取っていたが、大学時代にすり足に変更。そして、朝山打撃コーチからの提案を受けて2日前から「ノーステップ打法」を採用した。同コーチは「シート打撃でも必ず右足が崩れていた。体重移動の意識付けの一環で取り入れたけど、数日でできる対応力がある。今日は100点」と説明して高評価を与えた。

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