中日のドラフト1位・鈴木博志投手がプロ初登板、最速155キロの速球で1回ノーヒット2奪三振のピッチングは、今後、大いに注目されそうな予感を見せた。
154キロ連発
3-8と劣勢となった広島戦、8回のマウンドに鈴木博志投手が上ると、154キロのストレートを連発し、低めに決まった。変化球も織り交ぜ、先頭の安部選手を三振に取ると、続く石原選手も三振、最後は西川選手をセカンドゴロに打ち取ったが、西川選手には155キロを連発して抑え込んだ。
社会人時代は短いイニングでも、球速が速くても球が上ずり、制球の課題を見せて失点をする場面が多かった。しかし、この日の投球は、決める球は低めに決まり、155キロを計測した。1回ノーヒット2奪三振だった。
なんでもいいから早く投げたいと話していた鈴木投手、3連敗となったチームの中で、まずは負け試合での登板だったが、「しっかり腕を振った結果。次は勝ちゲームで投げたい」と話した。しかし「マウンドの上がっても、看板の文字が読めるか確認した」というコメントも出しており、大物ぶりを見せた。
おそらく鈴木投手がリリーフで登板してきたら、巨人のマシソン投手のような絶望感を相手に与えるような投手になりそうだ。将来のメジャーも意識できる投手となったと思う。
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