東北楽天・松井裕樹投手が2敗目、5四球乱調

東北楽天ルーキーニュース

 東北楽天の松井裕樹投手が北海道日本ハム戦でプロ2戦目の先発をしたが、4回に4四球を与えて逆転されて降板し2敗目を喫した。

 

2回までは5奪三振

 松井裕樹投手は初回に146km/hの速球やチェンジアップで2者連続三振でスタートし、2回には中田翔選手にヒットを許したものの、続く3者を連続三振で切り抜けた。2回で5奪三振と松井投手らしい投球を見せた。

 しかし、3回に球が浮き始め、2人にセンターフライを打たれるようになると、4回は嶋捕手が飛び上がるほど高く外れた球を投げ、4者に四球を与え、タイムリー2ベースなどで2点を失って降板した。3回1/3で3安打7奪三振5四球、失点は2だった。

 「生命線の直球でストライクを取れなくなり、マウンドで修正できなかった」と話す松井裕樹投手、佐藤コーチは「体重が後ろに残っていた」と説明した。最も固いといわれる札幌ドームのマウンドで踏み出す足が自然に跳ね返され、序盤は力で低く抑えていたものがだんだん力が無くなった感じだろう。

 まだ本格的に1軍で投げるには筋力などが必要なのだろう。持っているものは非凡でこのまま投げ続ければ少なからず結果は残すだろうが、少し体を作る時間を取って成長してから活躍するのでも良いかもしれない。

 

 交代を告げられても、松井裕は帽子を取り、マウンド上で立ちつくしたままだった。1―0の4回、突如、崩れた。先頭の西川から2者連続で四球を与えるなど、3四球で1死満塁のピンチを招いた。大引に右中間を破られ、2点二塁打で逆転を許す。続く大野にも四球…再び満塁としたところで、ベンチからタオルが投げ込まれた。2度目の先発も、プロ初勝利はならなかった。

 プロで1つ勝つことの難しさを思い知った。「情けないです」松井裕は悔しさをあらわにした。「4回に生命線の直球でストライクが入らなくなってしまった。マウンド上で修正することができませんでした。野手の方にも、あとを投げていただくことになった投手の皆さんにも申し訳ないです」。降板後、球団広報を通じてコメントしたが、試合終了後は報道陣の質問に答えることなく、足早に球場を後にした。

 松井裕にとって、札幌ドームは思い出の地だった。小学6年時に「横浜ベイスターズジュニア」の一員としてNPB12球団ジュニアトーナメントに出場。あれから7年…。3回までに6三振を奪い、快投の予感を漂わせてはいた。ただ、マウンドの硬さに対応できずに体勢を崩す場面も多く、佐藤投手コーチは抜け球が多くなった理由を「体重が後ろに残っていた」と指摘した。

 公式戦初登板となった2日のオリックス戦(コボスタ宮城)は初回に3盗塁を許すなどクイック投法に課題を残した。登板間は同じ左腕の金刃ら に助言を仰いでけん制のバリエーションを増やし、初回2死一塁で西川をけん制で刺した。ただ、キャンプから高く評価されてきたマウンドでの修正能力を発揮することはできなかった。

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