千葉ロッテのドラフト4位ルーキー・菅野剛士選手が2ベース、5番候補に

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千葉ロッテのドラフト4位ルーキー・菅野剛士選手が、2日と3日のシート打撃で、合わせて4打数3安打を記録、井口監督も「一番振れている」と評価した。

ミスター2ベース

菅野剛士選手といえば、明治大時代にリーグ新記録となる28本の2ベースヒットを打ち、ミスター・ダブル、と呼ばれる。

この日もリリーフの益田投手の高めのストレートを振りぬくと、打球は右中間に飛び、2ベースヒットを記録した。しかし菅野選手は、「二塁を回ったところでいけないと判断してしまった」と話し、3ベースヒットにできなかったことを反省していた。

続く打席でも西野投手からライト前ヒットを打ち2打数2安打を記録、前日も有吉選手から2ベースヒットを打っており、4打数3安打、2本のベースヒットとさすがの打撃を見せている。

視察したオリックスの曽我部スコアラーは、「広角に長打が打てる。ポジション争いしてくるでしょう」と評価し、井口監督も「一番バットが振れている。彼が頑張って打っているので、周りの外野陣もかなり良い刺激になっているんじゃないですか」と評価した。

千葉ロッテの外野陣は昨年の実績から行くと、角中選手、荻野選手、加藤選手、清田選手などが争っている。しかし、現時点では角中選手や荻野選手も含めて外野手のレギュラーは決まっていないといい、菅野選手もこの一角に入る可能性は十分ある。

5番ライトとして菅野選手が出てくれば、やや寂しい状況だった千葉ロッテの打線に強力さが見えてくる。ドラフト2位の藤岡選手、そしてドラフト1位の安田選手など3人が名を連ねると、非常に楽しみな打線になってきそうだ。

1三 藤岡
2中 荻野 
3二 鈴木
4一 外国人
5左 角中
6右 菅野
7D 安田
8捕 田村
9遊 平沢 

井口監督も主軸候補の活躍に「(主軸は)期待しているところ」と賛辞を贈り「彼が頑張って打っているので、周りの外野陣もかなり良い刺激になっているんじゃないですか」と相乗効果も指摘した。「開幕スタメン? まだ全然見えてきてない。アピールは1年間通してやっていく」と菅野。このまま一気に突っ走る。

シート打撃2日目、第1打席の相手は2013年のセーブ王、益田。右中間を破る打球で一気に二塁まで到達した。2打席目も西野から右前打を放ち、この日は2打数2安打。前日も有吉から一塁線への二塁打を放っており、シート打撃2日間で4打数3安打、しかも2二塁打をマークした。

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