JR東日本・関谷亮太投手が横浜DeNA相手に5回8奪三振無失点、田嶋大樹投手は2回5奪三振

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 横浜DeNA2軍とJR東日本のプロアマ交流戦が行われ、JR東日本投手陣が3人の投手リレーで横浜DeNA打線を完封、今年のドラフト候補・関谷亮太投手や、昨年ドラフト候補として注目された田嶋大樹投手が好投を見せた。

関谷亮太投手

 関谷亮太投手は初回にはフォークボールで三振、2回にはカーブで、3回はスライダーで、5回にはチェンジアップで三振を奪うなど、独特のフォームと変化球で5回で8つの三振を奪った。

 球速は135km/h~140km/hが多く、球威としてはまだまだという感じのようで、毎回のようにランナーを許した。それでも要所を三振や併殺で打ち取り、5回を5安打8奪三振無失点という内容で投げ終えた。

 上からの角度を意識したフォームは特徴的で、その点に不安さを指摘される事もある。ただし角度のあるストレートと、そこから沈むフォークボール、さらにカーブやチェンジアップ、スライダー等の多彩な変化球があり、非常に有効な球となる。

 明治大4年時の日米大学野球ではエースとして活躍を見せ、メジャー予備軍からもストレートで空振りを奪いまくる球威があった。社会人入りした昨年もJR東日本でエースクラスの活躍を見せ、侍ジャパン社会人代表入りし、リリーフとして先発として活躍を見せた。

 しかし、日本選手権では2試合に先発するも序盤で攻略されて降板するなど不安な点も見せており、社会人のドラフト上位候補ではあるが、そのフォームと共にプロで通用するかがチェックポイントとなる。

 

田嶋大樹投手

 JR東日本は8回裏から佐野日大出身の高卒ルーキー・田嶋大樹投手をマウンドに送った。田嶋大樹投手は昨年春のセンバツで145km/hの速球でベスト4まで進出し、大会NO1投手と評価されていた。しかし、その後、フォームを崩したり故障もあり、ドラフト1位候補に挙げられたものの社会人へ進むことを決めていた。

 この日は8回は、ストレートを投げ続け、乙坂智選手などから三者連続三振を奪う圧巻のピッチングを見せる。9回には2安打を許したが、井手、下園といった1軍実績もある選手を抑え、最後はつる岡選手をスライダーで三振に斬って取り2回2安打5奪三振無失点という投球を見せた。

 故障で高校3年時のセンバツ以降は納得いかなかったかもしれないが、もしプロ志望をしていれば注目左腕としてドラフト1位指名もあったかもしれない。そしてこの日のピッチングを見ると、プロでもかなり早い段階で活躍できたかもしれない。

 いずれにしても再来年(2017年)のドラフト会議では、注目選手として騒がれる事になりそうだ。

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