都市対抗野球南関東地区2次予選、日本通運vs新日鐵住金かずさマジックの試合は、日本通運が1-0で勝利した。かずさマジックはプロ注目の加藤貴之投手が先発し9回を1失点完投したものの敗れ、都市対抗本戦出場を逃した。
調子上げるも
昨年のドラフトでも上位指名候補に挙がっていた、社会人屈指の左腕、かずさマジック・加藤貴之投手、チームに貢献していないと残留して臨んだ今年だったが、シーズン初めより調子が良くない状態が続いていた。
ただしここへきて復調ぶりも見せ、この日は敗れれば都市対抗出場の道が断たれる試合で先発すると、ピンチを背負うものの粘りの投球を見せ9回を7安打1失点に抑える好投を見せた。しかし、試合は0-1で敗れ都市対抗出場は逃した。
都市対抗ではおそらく補強選手でどこかのチームに選ばれる事になると思うが、おそらく今年のドラフトで指名されプロ入りする加藤投手にとって、チームを都市対抗に導く事はできず悔しさが残った。それでも2013年の日本選手権でチームを優勝に導いた立役者でもあり、堂々とプロ入りしてほしい。
完封リレー
一方、日本通運は先発した井口拓皓投手が5回を2安打無失点に抑えると、6回から高山亮投手、8回からは渡辺圭投手がリリーフしてそれぞれ無失点に抑え、3人の継投で3安打で完封リレーで勝利した。
8日にJFE東日本と第2代表決定戦に臨む。
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