昨年まで富士大でプレーし、今年、日本通運入りするアンダースローの和田悠佑投手が、この日の東北楽天2軍との練習試合で3回1安打無失点の好投を見せた。
牧田選手を目指す
和田悠佑投手は昨年まで富士大でプレーし、3年春に防御率0.00で2勝0敗の成績を挙げ、多和田真三郎投手(2015年埼玉西武ドラフト1位)、小野泰己投手(2016年阪神ドラフト2位)と共にチームを支えた。4年生となった昨年は、多和田投手が抜け、小野投手が絶不調だった春のリーグ戦で4勝2敗の成績を残した。
アンダースローからツーシーム、スライダーなど多彩な変化球を投げる投手で、この日は東北楽天2軍のバッターを、最速134キロながら動くボールで詰まらせてバットを折るなど、プロの打者を相手に堂々のピッチングを見せた。3回を投げて1安打1奪三振3四死球で無失点に抑えた。
日通には、現在埼玉西武や侍ジャパンで活躍する牧田和久投手が在籍しており、同じアンダーハンドの投手として和田投手は「日通の先輩、牧田さんのように成績を残せるようにしたい」と話す。そして牧田投手のようにドラフトで指名され、プロで活躍できる下手投げ投手を目指す。
直球の最速は134キロだが、社会人入りして2度目のマウンドだったこの日はツーシーム、スライダーなどを操り、詰まらせたり、バットを折らせ、プロの打者を困惑させた。
和田は「日通の先輩、牧田さん(現西武)のように成績を残せるようにしたい」と誓った。
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