ヤマハ・鈴木博志投手が154キロ記録、中日、ソフトバンクなど視察

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ヤマハの154キロ右腕・鈴木博志投手が、この日、自己最速に並ぶ154キロを記録した。

復活後最速

鈴木博志投手は最速154キロの速球派リリーフとして、ドラフト1位候補の一人に挙げられる。昨年秋に左足を骨折し今年は出遅れたものの、5月上旬に公式戦で登板すると151キロを記録した。そしてこの日は故障後最速となる154キロを記録した。

この日は3点ビハインドの6回1アウト2,3塁の場面で登板すると、1アウトを奪ったものの2点タイムリーを浴び、7回にもタイムリー3ベースヒットを許した。

それでも33球を投げて26球がストレート、その中で150キロ以上が20球と、驚異的なスピードを見せている。「もっと空振りを取って、流れを持ってきたかった」と話すなど、失点した事もあり球質はまだまだだったが、力は見せる事ができた。

中日、ソフトバンクなど視察

この日は中日、福岡ソフトバンクなどが視察し、中日の松永編成部長は「球の力はトップクラス」と評価した。

実戦で勝てる投球まではもう一皮むけないといけないが、超速球派リリーフとしては魅力十分、ドラフト1位での指名が予想される。

ヤマハはこの日、JR東海に2-9で敗れ、東海地区2次予選の第6代表トーナメントに回った。1敗でもしたら出場を逃す厳しい状況に追い込まれた。

2017年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト

ヤマハ鈴木博 自己最速154キロ スポーツ報知紙面 2017/6/3
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