中大・島袋洋奨投手が3安打13奪三振完封、148km/h記録し千葉ロッテスカウトが評価

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 東都大学リーグの中央大vs専修大の試合では中央大3年生の島袋洋奨投手が登板すると、148km/hを記録したストレートで3安打13奪三振で完封勝利を収めた。

 2回に2四死球与えるなど2アウト満塁のピンチを迎えるが、ストレートで三振で切り抜けるとその後は尻上がりに調子を上げ、5回以降は9奪三振を記録、9回は147km/hを連発して勝利を収めた。島袋投手は前節の駒大戦で2者連続ホームランを浴びているが「気の抜く場面はほとんどなかった。直球は尻上がりによくなった」と話し、ストライクを取りに言った球を打たれた反省を生かした。

 視察した千葉ロッテの山下スカウトは「いろんなテーマを持ちながら、考えて投げているのが伝わります」と話し、着実に成長している姿を評価した。肩、ヒジの調子も良くなってきたようだ。最速149km/hのストレートと鋭いスライダーを持ち、甲子園春夏連覇を成し遂げた投手が、来年のドラフト会議でどのような評価を受けるか楽しみだ。

  強風吹き荒れる神宮で、島袋のトルネードが躍動した。最速148キロの鋭い直球が風を切り裂く。「ストレートは尻上がりに良くなったと思います」。3安打で今季2度目の完封。13奪三振の快投ショーだった。

 序盤は制球を乱した。2回に2四球を出し2死満塁のピンチ。次打者を空振り三振で、何とか乗り切った。「体が三塁側に倒れ、腕が縦に振れなかった。5回以降に意識できました」。前回登板した4月23日の駒大1回戦では、安易にストライクを取りに行ったボールをたたかれ2発を被弾。黒星を喫した。この日は反省を生かして「気の抜けたボールをなくす」と、緊張の糸を最後まで切らなかった。

 興南(沖縄)で春夏連覇した2010年を含め、甲子園では13登板で130三振を奪った。中大では、昨年春の東洋大1回戦でマークした21K(延長15回)が鮮烈だ。この日の13は、9回では自己最多の数字だ。

中大・島袋13K完封!プロ意識で修正/東都  - サンケイスポーツ:2013/5/8

 最大のピンチにも動じなかった。島袋は二回、右越え二塁打を許し、一死二、三塁。だが、“宝刀”ツーシームで7番・小林を三ゴロに仕留めると二死一、三塁でもツーシームで9番・三浦を三振に斬った。この日の最速は148キロ。まっすぐに変化球をまじえ、3安打13三振の完封で専大を圧倒した。

 「(捕手の構えと違う)逆ダマが多かったけれど、投げるときに三塁側(右側)に倒れがちだったところを修正できて、よくなった。後半は腕を縦に振れるようになりました」

 黒星の教訓を生かした。前カードの駒大1回戦(4月23日)、二回一死で甘く入ったツーシームを左翼席に運ばれた。続く打者にも真っすぐを狙われていると分かりながら142キロのストレートを左翼席へ。屈辱の連弾を食らった。

 この日は、捕手の金子と対策を練り直して臨み、ゲーム中も修正した。一つはツーシームの精度、そして九回でも140キロ台後半のまっすぐを投げられるスタミナと力強さだった。

 「いろんなテーマを持ちながら、考えて投げているのが伝わります」とはネット裏から見守ったロッテ・山下スカウト。悪いときにどう修正し、どう抑えたか。大学レベルではなく、プロを意識したものといっていい。

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