九州では福岡六大学リーグ、九州六大学リーグが開幕した。九共大の大瀬良大地投手、福岡大の梅野隆太郎選手と4年間チームの大黒柱として活躍し、大学日本代表のエースと4番も務めた選手が抜け、新たな戦いが始まった。
エースが実力見せる
福岡大は梅野選手が抜けたものの、3年生、2年生でエース格ととして登板していた大森健志投手がいる。この日も数種類のスライダーを駆使して久留米大を5安打12奪三振1失点に抑えて完投勝利を挙げた。
プロで活躍する梅野選手から試合前に「自分の持ち味を出せば、絶対に抑えられる」と激励を受けた大森投手、「梅野さんはすごいです」と話し、「投げるだけでなく打者も含めて自分がチームを引っ張る」と決意を見せた。目標は梅野選手が成し遂げられなかった日本一としている。
3年生となる唐仁原志高投手も控える福岡大は、やはり強そうだ。
新エースの誕生
一方、福岡六大学リーグでは九州共立大が福岡工業大と対戦した。この試合では来年のドラフト上位候補でもある福岡工大の笛田怜平投手が7回1安打と好投し、九州共立大を1-0で破った。
185cmの身長から最速149km/hを記録する笛田投手、この日も気迫で九共大に勝り、ぴりぴりとした投手戦に勝利してまた大きな経験を得ている。来年のドラフト注目投手として、また大瀬良大地投手を継ぐ福岡六大学のエースとして注目される事になる。
まずはその姿を全国に見せるため、リーグ優勝を果たしたい。
福大、福工大、白星発進 - 西日本スポーツ:2014/4/20
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