愛知大学野球リーグの名城大vs日本福祉大の試合では、名城大の2年生・栗林良吏投手が最速149キロの速球を見せ、9回を7安打5奪三振2失点に抑えて完投勝利を挙げた。2年生の初戦で通算10勝目を挙げた。
既に10勝
栗林良吏投手はこの日4回に2点を失ったものの、最速149キロを記録した速球を見せ、空振り三振でその後のピンチを切り抜けると、あとは切れの良い速球で粘り強く投げ、9回7安打2失点で完投した。
昨年は1年生ながら春のリーグ戦でいきなり6勝を記録すると、秋は疲れもありフォームを崩しながらも3勝を挙げた。この日の勝利で2年生の春の初戦で早くも10勝を記録と、驚異的なペースで勝ち星を挙げている。
愛知黎明高校出身で2年生の春に遊撃手から投手に転向し、3年生の夏はエースだったものの愛知大会ベスト16で敗退、176cm72kgとそれほど大きくない身体だが、149キロの速球を投げパワー十分。3年生の秋くらいからは名前がどんどん挙がるようになるかもしれない。
ただし、ハイペースで勝ち星を挙げている一方で、体も大きくなく体力的な事もあり、4年生まで故障なく今の速球を投げ続けられるかという心配はある。
名城大・栗林完投通算10勝 中日スポーツ紙面 2016/4/5
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