早稲田大・加藤雅樹捕手が満塁ホームランで3冠トップ

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早稲田大の2年生・加藤雅樹選手がこの日、満塁ホームランを放ち4打点、東京六大学の打率、打点、ホームラン部門でトップに躍り出た。また柳沢一輝投手は2安打12奪三振で完封勝利。東大・宮台康平投手は4番手で登板も5つの四死球を与えるなど乱調だった。

3冠王候補

2年生ながら4番に座る加藤選手はこの日、5打席中4打席で四死球で歩き、7回の打席は満塁で打席に入ると、カウント3-0からの球を振りぬいて、左中間スタンドに放り込んだ。押し出しの四球の可能性もあったが、甘く入った球を仕留める勝負強さを見せた。

これで加藤選手は打率.556、3本塁打、10打点となり3部門でトップとなった。ちなみに同じく2年生で共に高校時代は捕手として注目された慶大の郡司裕也選手は、打率.400で3位につけ、2本塁打、8打点で加藤選手を追っている。同じ学年で、そして慶応と早稲田の主軸として、4年生までライバルとして注目されそうだ。加藤選手も捕手に戻ることができれば捕手としてもライバル関係となる。

早稲田実で2つ後輩でかわいがっていた清宮選手がこの日88号を放ち、一足先にプロ入りする可能性が高くなった。2019年ドラフトで1位指名でプロ入りし、清宮選手と同じ舞台で戦う姿が今から想像できる。

宮台投手は不調続く

早稲田大は先発した今年のドラフト候補・柳沢一輝投手が、2安打12奪三振で完封勝利、四死球も0で安定感を見せた。

また同じく今年のドラフト候補、東大の宮台康平投手は、7回から4番手として登板したものの、2回を投げて3安打5四死球、加藤選手に2日連続でホームランを浴び7失点と苦しい投球が続く。その中で何かきっかけをつかんでくれればよいが、四球が続いたり失点が続くと精神的にダメージを受けていくのが怖い。

自分の思う投球、納得する制球ができるまで、登板はしない方が良いのかもしれない。

2019年度-大学生のドラフト候補リスト

2017年度-大学生投手のドラフト候補リスト

常に体の中心軸がぶれない状態で打つことを心掛けている。投手の緩急に惑わされずコマのように回る。前日最後の打席で三振し「修正しながら打席に立った」という。6試合で打率・556、3本塁打、10打点。本塁打はプロが注目する慶大の巨漢スラッガー・岩見と並び、打率と打点は単独1位。仮に2年春で3冠となれば01年の早大・鳥谷(現阪神)以来の戦後最速記録となる。

早大の4番・加藤が4打席連続四球で迎えた七回、二死満塁から東大・宮台の直球を左中間席へ運ぶ3号満塁本塁打を放った。東京・早実高の後輩、清宮が2本塁打した27日の春季東京大会決勝を見て刺激を受けたという主砲は「後ろ足(左打ちの左足)に体重を置いた軸を意識し、自分のゾーンで打っている」と自己分析した。

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