早稲田大の200cm左腕・今西拓弥投手が三者三振、慶大・木澤尚文投手は151キロ

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東京六大学では2年生の台頭が続く。早稲田大の2年生で200cm左腕の今西拓弥投手が1回を投げて三者三振に、また慶応大の木澤尚文投手がリリーフで登板し151キロを記録した。

2年生台頭

プロで高卒2年目世代の投手が活躍を見せており、東京六大学でも2年生の野手が目覚ましい活躍を見せている。(早大2年・吉沢一翔選手が1試合2発、慶大も2年生の嶋田翔選手がアーチ

そしてこの日は、2年生の投手が成長した姿を見せている。広陵高校から早稲田大に進んだ200cmの長身左腕・今西拓弥投手は、昨年秋にリーグ戦登板をし、147キロを記録している。この日は東大との対戦で0-0で迎えた9回に登板すると、力のある速球を主体に三者連続三振を奪い、その裏のチームのサヨナラ勝利へ勢いをつけた。

広陵高校時代も期待されていたが、故障などもありエースとして投げる所まではいかなかった。今春も左わき腹の疲労骨折で出遅れた。しかし、「トレーニングできたし、一度離れていろいろ考えられたのが良かった」と話し、球の質を磨いてストレートのキレで三振を奪えるようになった。期待の高い超大型左腕の成長を見守りたい。

また慶応大も2年生の木澤尚文投手が3回に2番手で登板すると、いきなり150キロを連発し、最速151キロ、またキレのあるスライダーで三振を奪うなど、観客を驚かせる投球を見せた。

その後はランナーを背負うと制球をやや乱すなど課題を見せ、結局2/3回で1安打1奪三振2四球、1失点で降板をしてしまうが、高校時代から大きく球速を伸ばし、今後が大いに期待される。慶応大は下級生時代に150キロを記録してくる投手が出てくる。それを加藤拓也投手のようにエースとして成長させていけるかどうかがポイントとなる。

藤平尚真投手や山本由伸投手、京山将弥投手、アドゥワ誠投手や先日1軍で154キロを記録した長井良太投手など、プロでも注目される投手がどんどん出てくる2年目世代、大学でも東海大の小郷賢人投手が154キロを記録し、慶応大の佐藤宏樹投手も148キロを投げる左腕として活躍をしている。ほかにも注目選手がどんどん出てきてほしい。

2020年度-大学生のドラフト候補リスト

中2ですでに身長は1メートル80。広陵時代に2メートルに達し、スリークオーター左腕としてプロからも注目された。早大では1年秋にリーグ戦初登板を果たし、最速147キロを計測するまでに成長。今春は左脇腹疲労骨折で出遅れたが「トレーニングできたし、一度離れていろいろ考えられたのが良かった」。切れを増した直球を主体に三振は全て空振りで奪った。

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