東洋大・甲斐野央投手が158キロ&140キロフォークでU18代表ねじ伏せる

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東洋大のドラフト1位候補リリーバー・甲斐野央投手が、U18代表主軸のドラフト1位候補たちをねじ伏せた。158キロを記録する圧巻投球だった。

158キロだけじゃない

U18代表の選手たちが思わず笑顔になるような、そんな投球だった。大学NO.1投手の甲斐野央投手が9回に登板すると、まず4番・藤原恭大と対戦する。初球から武器の140キロ前後のフォークボールを投げると、自信を持ってスイングした藤原選手のバットが大きく空振りした。

藤原選手をセカンドゴロに打ち取ると、今度は根尾昂選手を打席に迎える。根尾選手にも150キロ前後のストレートと140キロのフォークで、手を抜かない投球を見せると、3球目のインコースのストレートは158キロを記録した。そしてその後に140キロ前後のフォークを持ってきて、根尾選手も空振りで三振した。

蛭間拓哉選手もファーストゴロに打ち取り、U18の主軸を完ぺきに抑えた。藤原選手、根尾選手は甲斐野投手とともにドラフト1位指名確実と言われているが、その二人に格の違いを見せた。これが今年のNO.1対決という対決だった。またこの日は25000人の観衆が集まり、158キロにどよめきの声があがり、甲斐野投手は「素直にうれしかった」と話した。

プロではこういう球を投げる投手がいる。おそらくU18代表のベンチや試合後の宿舎では、甲斐野投手の球で話題が持ち切りだっただろう。藤原選手、根尾選手が想定している以上の球を甲斐野投手が教えた。二人の目標設定がさらに上がり、そこまで登ってくるだろう。甲斐野投手もこれからの伸びしろも十分の投手、プロで再び甲斐野投手と対戦した時、どんな対決になるか非常に楽しみ。

侍ジャパンU18代表vs大学代表の壮行試合メンバー

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