中央大・牧秀悟選手、攻守そろうドラフト上位候補内野手に阪神スカウトが評価

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デイリースポーツ・虎が追うのコーナーでは、中央大の牧秀悟選手を紹介している。阪神スカウトも高い打撃技術を評価する。

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阪神スカウトが評価

阪神の吉野スカウトは、中央大の牧秀悟選手について「長打力は二塁打も打てるし、ミート力、バットコントロールがある」と話し、高い打撃技術を評価した。

牧選手は中央大の4番バッターで、チャンスに抜群の強さを見せて、昨年秋はリーグ最多の14打点を挙げた。侍ジャパン大学代表でも3年生で4番を任されている。

今年は3月7日に横浜DeNAとのプロアマ交流戦に4番セカンドで出場すると、3回にセンター前ヒット、4回に2アウト1塁からレフト線へのタイムリー2ベースヒット、6回2アウト2塁の場面でもタイムリーヒットを打ち、3安打2打点と牧選手の真骨頂を発揮した。「レベルの高いピッチャーと対戦できる。打てたら自信になる。こういう機会を無駄にしないように」と話し、阪神など5球団のスカウトが見守る前で、きっちりと結果を残し、その勝負強さを見せつけた。

牧選手は4番打てる二遊間も守れる内野手という価値が付く。大学1年時はショートを守り、肩の強さとフットワークの良さを見せた。その後、セカンドを守ると、難しいポジションだが堅実な守備は高い評価を受ける。攻守がそろう選手にプロ側も高く評価をしている。

打撃技術と内野の守備、精神的な強さという点で、早稲田大から東北楽天に2015年のドラフトで3位指名された茂木栄五郎選手が思い浮かぶ。茂木選手もプロ1年目から7本塁打、打率.278、40打点を記録し、ショートを守ったが、牧選手も茂木選手と同じくらいの結果を残せると思う。

その中で牧選手は今年、ホームランにこだわる。自信も中距離打者と自覚しているが、大学3年まででホームランは3本と4番としては物足りないと感じている。「4番を打っている以上、そういうのは結果として必要になってくる」と話し、「角度を付けたり、ボールの捉え方をやっていけたら」とホームランを意識した練習をしていた。オープン戦では12試合を行ったが3本塁打とホームランの率が上がり、結果として現れていた。

ドラフト上位指名は間違いないが、ホームランを量産する事になれば、プロも牧選手の獲得に熱を帯びてくるだろう。今年の大学生内野手は近大の佐藤輝明選手と共に楽しみな選手がそろう。

2020年度-大学生内野手のドラフト候補リスト

下級生時は遊撃を任されるなど肩が強く、現在の定位置である二塁守備も堅実だ。阪神・吉野スカウトが「長打力は二塁打も打てるし、ミート力、バットコントロールがある」と評価するように、攻守そろった逸材として各球団からの注目度は高い。

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