中央大が今年初の練習を行い、主将の中前祐也選手と152キロ右腕・大栄陽斗投手がプロ志望を明らかにした。
先輩に続く
練習の後に主将の中前祐也選手が取材に応え、昨秋にリーグ2位となり悔しさを味わった事などの思いを込めて「まずはチームのこと。入学してから1度も優勝していない。あと1勝で優勝を逃したこともあった。その1勝を乗り越えて優勝したい」と話した。
また自らについても、「勝負強さ。チャンスでの1本」が特徴とし、「ドラフトで指名されて、プロになりたい」とプロ志望を明らかにした。そのために、「とにかく打点にこだわって、勝利打点を挙げていきたい。春の目標は首位打者。打率は4割近く、ホームランもいいところで2本打って、打点は2ケタ」と打率、本塁打、打点で目標を設定している。
昨年は中央大から森下翔太選手と北村恵吾選手がドラフト会議で指名され、中前選手の出身である浦和学院の先輩、蛭間拓哉選手もドラフト1位指名を受けた。蛭間選手と一緒に食事をしてプロ入りへの思いを強くしたという。
昨年は三塁手でベストナインに選ばれている。目標と設定した数字を春にまずクリアし、秋に更にそれを上回るくらいの成績を残してプロ入りを果たしたい。
152キロ右腕
大栄陽斗投手は最速152キロの速球を投げ、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿に参加し、力投を見せている。この日、「チームとしては日本一、個人としてはプロを目標にしてやっていきたい」と話し、プロ志望を明確に口にした。昨年のドラフト会議で先輩が指名され、「よりあの舞台に立ちたい、続いていきたいと思うようになりました」と話す。
候補合宿ではチームメイトの155キロ右腕・西舘勇陽投手と参加したが、「正直、西舘はすごいが、強気な投球、向かっていく投球は負けないようにしたい」と負ける気はない。また「投手はみんなすごかった。レベルの高さを肌で感じ、切磋琢磨していきたい、プロに行きたいと感じました」と合宿で知り合ったメンバーにも負けない気持ちを示す。
昨年は主にリリーフとして登板をしたが、「先発としてやっていきたい。勝ちにこだわりたい」と話し、西館投手と先発の2枚看板を務める。 「もっと空振りが取れるように、ストレートにもう少し強さを出したい。後は落ちるボールをもっと磨きたい」とフォークボールとストレートを磨き、プロ入りに向けた投球を見せることを誓った。




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