JR東日本、ドラフト指名2投手が登板も来年のドラフト候補・関谷亮太投手が踏ん張れず

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 社会人野球日本選手権はJR東日本vsトヨタ自動車の試合が行われ、延長13回、2-1で勝利した。

ドラフト指名投手2人

 JR東日本は不調のエース・関谷亮太投手に変わり、オリックスがドラフト6位で指名した坂寄晴一投手が先発をすると、5回2安打3奪三振で無失点に抑える好投を見せた。また6回からは広島がドラフト6位で指名した飯田哲矢投手も登板し、1回2/3で2安打1四球と本来の出来ではなかった。

 その後も継投で9回までを無失点に抑えたJR東日本だが、打線もトヨタ自動車のベテラン・佐竹投手に抑えられ0-0のまま延長戦に、結局佐竹投手には10回までを3安打12奪三振で無失点と完璧に抑えられた。

 延長11回からはJR東日本・関谷亮太投手がマウンドに上る。12回からタイブレークとなり1失点、13回は味方が点を奪えず1失点してサヨナラで敗れたが、タイブレークでの結果は仕方がない。しかし、2回1/3を投げて2安打3四球と内容も良くなく、来年に向けての課題となる。

 

トヨタ自動車、上杉芳貴投手も好投

 トヨタ自動車は毎年ドラフト候補に名前が上がりながら4年目となった上杉芳貴投手が11回からマウンドに上ると、タイブレークとなった12回は1失点、13回は無失点に抑える好投を見せた。2回1/3を投げてノーヒット1四球、3奪三振とチームにさよなら勝利に貢献した。

 本人がチーム残留を希望しているのか、プロを希望していたのかはわからないが、最速150km/h右腕からは来年も目が離せない。

トヨタ自動車は、31歳のベテラン右腕・佐竹の力投もあり、延長13回にサヨナラ勝ちした。10回を投げ3安打無失点、12奪三振の佐竹は「僕はプロとかはない。でも社会人のレベルでは負けていない」と胸を張った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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