福岡ソフトバンク、U18W杯に全スカウト9人派遣で佐々木朗希投手に密着

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福岡ソフトバンクは、8月30日から韓国で開催されるU18W杯に、9人全員のスカウトを派遣することを決めた。佐々木朗希投手に密着マークを続ける他、その他の選手も全員でチェックをする。

異例の全スカウト海外派遣

福山アマスカウトチーフは、「特に今年は佐々木君をはじめ、有望な選手が多い。絶対に抜け漏れが無いようにしたい」と話し、佐々木朗希投手の他、各地区の担当のスカウトがマークを続けている星稜・奥川恭伸投手、創志学園・西純矢投手などが出場する可能性が高い事から、国内の各地区担当の9人のスカウトを韓国に派遣する。

その中でも佐々木投手に密着マークを続けるという。福山チーフは「国際大会という舞台、リミッターを外した最高のパフォーマンスを見逃さないようにしたい」と話し、現地では常時、複数人のスカウトがチェックできる体制をとる。

福岡ソフトバンクは4月に行われたU18代表一次候補合宿にも12球団で唯一全スカウトを派遣しており、佐々木投手の163キロを全スカウトで目の当たりにした。また7月には岩手大会に三笠GMが異例の視察を行い、佐々木投手のドラフト1位指名が最有力となっている。

W杯が行われる8月30日~9月8日は、国内にスカウトが1人もいない事になる。東京六大学や東都はまだ始まっていないが、関西学生リーグなど各地の大学の秋季リーグ戦は開幕をしている。普通ならば現地には2,3人を派遣すればよいとも思われ、他の球団はそのくらいの人数を派遣するとみられるが、それだけ今年のドラフトは高校生が有望というふうに感じているのかもしれない。

大分出身の明治大の森下暢仁投手なども気になるところで、U18W杯以降に9月14日に開幕する東京六大学にもソフトバンクは視察に行くと思うが、福岡ソフトバンクのドラフト1位指名は高校生投手、その中でも佐々木朗希投手の1位指名が濃厚となっている。

2019年ドラフト指名予想
侍ジャパンU18日本代表メンバー(2019)1次候補

佐々木にソフトバンク超密着マーク 西日本スポーツ紙面 2019/8/17

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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