東都大学野球春季2部リーグでは日本大が駒澤大に6-2で先勝、3番打者として勝負強さを見せた米津煌太内野手(3年=大垣日大)が、初回に今秋ドラフト候補の最速158キロ右腕・仲井慎投手から先制打を放つなど5打点をマーク。投げては先発の直江新投手(3年=九州学院)が、無四球2失点の力投で今季4勝目を挙げた。逆転優勝へ一戦も落とせないなか、3年生の投打の軸が名門の意地を見せつけた。
米津煌太が5打点の猛攻、158キロ右腕を初回攻略
米津煌太選手は初回、1、2番の連打で作った好機に打席へ。相手はプロ注目の剛腕・仲井投手だったが、カウント2ボールから甘く入ったチェンジアップを逃さなかった。打球は左翼手の頭上を鮮やかに越える先制の2点適時二塁打。この一打でチームに勇気を与えると、8回には試合を決定づける3点適時二塁打を放ち、計5打点の大暴れを見せた。
米津選手は「クリーンアップを打たせてもらっているので全部自分が返すつもりで。勝つことしか考えていなくて最後まで追加点を取りに行くことを意識した(スポーツ報知)。」と話した。大垣日大時代から注目された選手で、どんな速球にも振り負けない力強いスイングと、状況に応じた読みを見せた。
直江新投手が無四球の快投、仲井慎投手との投げ合い制す
投のマウンドで圧倒的な安定感を見せたのは、背番号18を背負う直江新投手だ。8イニングを投げ、被安打6、2失点。強力な駒大打線を相手に一つの四死球も与えない精密なコントロール。春のオープン戦から「急に感覚がよくなった(スポーツ報知)」という変化球のキレが冴え、テンポよくアウトを積み重ねた。
直江新投手は「相手はプロも注目する選手ですが、そこは負けないようにという気持ちで(スポーツ報知)。」と、仲井投手に胸を借りる気持ちで、恐れずに堂々と投げきった。力でねじ伏せるタイプではないが、高校時から抜群のキレの良い投球を投げ、低めに直球を集め、打者の芯を外す投球術も披露、今季4勝目を手にした。
「プレッシャーを楽しむ」片岡昭吾監督の不退転の決意
2部リーグの厳しい戦いが続いている。日大は専修大とのカードに2連敗しており、首位を走る全勝の専大を逆転するには、残り全試合の勝利が絶対条件だ。1つも負けられない極限の状況に片岡監督も、「選手には総力戦でとにかく4連勝という話をしていた。やるべきことはやったので、負けられないプレッシャーを楽しむくらいのつもりで積極的にやっていきたい(スポーツ報知)。」と、ナインに覚悟を促した。
2部ながら各チームに、これだけの選手がいる東都リーグ、どのチームが1部に昇格してもおかしくない。
【米津 煌太】 プロフィール
- 氏名: 米津煌太(よねづ・こうた)
- 所属: 日本大学(3年)
- 出身: 岐阜県(大垣日大高卒)
- ポジション: 内野手
- 投打: 右投左打
- 主な特徴や実績: 日大の3番打者を務める強打の内野手。2026年春季2部リーグ駒大戦で2本の適時二塁打を放ち5打点。勝負強いバッティングと高いコンタクト能力が武器の2027年ドラフト候補。
【直江 新】 プロフィール
- 氏名: 直江新(なおえ・あらた)
- 所属: 日本大学(3年)
- 出身: 熊本県(九州学院高卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 主な特徴や実績: 制球力の高さが魅力の本格派右腕。2026年春季リーグにて開幕からフル回転し、駒大1回戦で8回無四球2失点の好投。今季4勝目をマークした。低めに集める直球とキレのある変化球が武器。2027年ドラフト候補。









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