広島スカウト会議、1位は奥川、佐々木、森下など5投手、「その次が・・・」

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広島カープは9月27日に、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト会議での最終指名候補を84人とした。

ドラフト1位指名候補は5人

この日は大学、社会人の選手を中心に絞り込みを行い、ドラフト上位候補とする約20人の映像をチェックした。その中でまず、明治大の森下暢仁投手とJFE西日本の河野竜生投手をドラフト1位候補としてリストアップ、これまでの会議で高校生の1位候補としてリストアップした佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、西純矢投手と合わせて5人を1位指名候補とした。苑田スカウト部長は「投手中心になると思う。」と話した。

その中で誰を1位指名するかについて苑田部長は「最終的に誰を1位にするかは決めていない。誰に何球団競合するかによっても変わってくる。1位指名選手はギリギリまで決まらないだろう。」と話した。その理由について「現場が即戦力を欲しがるかもしれない。」とこれから緒方監督と確認をすることの他に、「5人がずば抜けている。抽選がダメだったら、その次が2ランクぐらい落ちる」と話し、この5選手と他の選手に差があると判断しており、この5人の選手のうち、必ず一人を獲得したいとした。

佐々木投手について苑田部長は、「「佐々木って夢があるじゃない。160キロを投げられる投手はなかなかいない。セントラルにきてほしい」と話した。しかし、指名するかについては、「重複するだろうね。」と話し、「4球団程度ならいくだろうし、5、6球団いくとなると確率が悪すぎて厳しいとなる。」と重複をしても指名に行く目安を4球団までとし、「直前になってひよるかもしれん。そこは、ひよりの世界」と、現在は6球団程度が指名すると見られている佐々木投手について、他球団の動向を見ていくとした。

全体では4人程度の指名に

また、1,2位候補については約20人とし、ドラフト会議では全体で4人程度の指名になることも確認された。現有戦力とドラフト候補を比較し、今年についてはこのくらいの指名になると判断した。

2019年ドラフト指名予想
2019年ドラフト会議上位候補の24人
広島カープのドラフト会議

1位候補に大船渡・佐々木朗希投手(3年)星稜・奥川恭伸投手(3年)創志学園・西純矢投手(3年)明大・森下暢仁投手(4年=大分商)JFE西日本・河野竜生投手(21=鳴門)らをリストアップした。

松田元オーナーは、「投手中心になると思う。誰に何球団競合するかによっても変わってくる」と柔軟に対応する姿勢を示した。
苑田聡彦スカウト統括部長は「(1位を)誰にするかの話はしていない。抽選がダメだったら、その次が2ランクぐらい落ちる」と話した。

苑田スカウト統括部長は「5人がずば抜けている。重複するだろうね。今日は単独で行くかという話は出ていない」と話した。

松田オーナーは「佐々木って夢があるじゃない。160キロを投げられる投手はなかなかいない。セントラルにきてほしい」と絶賛した。その一方で「(他球団が)6球団いく(指名)となると確率が悪すぎる。直前になってひよる(びびるの意味)かもしれん。そこは“ひよりの世界”」と悩ましげだった。

松田元(はじめ)オーナー(68)は「1位指名選手はギリギリまで決まらないだろう。現場が(森下、河野ら)即戦力を欲しがるかもしれない」と前置きした上で、「ゆったりしたフォームで低めに152キロを投げる。160キロも投げられるという夢がある。セ・リーグに来てほしい」と佐々木を高評価。競合指名が必至だが、同オーナーは「4球団程度ならいくだろうし、5、6球団なら『厳しい』となる」と私案を披露。今後も他球団の動向を注意深く見守る考えを示した。

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コメント

  1. 西一本釣りを狙ってるね。
    例年カープのドラ1戦略は日ハムと対極で、「大外れしない」ことを最重要視してる。
    外れてもそこそこの選手が残りそうな年は競合(例:2013, 2016)、そうでなければ1ランク落としてでも単独狙い(例:2012・・・楽天が直前で方針転換して当てが外れたけど)。
    でコメントにあるとおり、今年は外れ1位では良い投手は取れない。
    おまけに監督も交代し、チームも立て直し期に入るから、即戦力はさほど求めない。
    とすると、今年は西でしょう。

  2. コメントを信用して競合の薄い順番となると
    西・河野が佐々木や奥川よりも確率は高い。
    現場が即戦力と言うなら河野。