東京ヤクルトはドラフト5位で指名した山崎晃大朗選手と、契約金3800万円、年俸800万円で仮契約を交わした。背番号は真中監督が現役時に着けていた31で決定した。
期待の外野手
ドラフト会議では1位で高山俊選手の獲得を逃し、投手の原樹理選手を指名、2位から4位までは廣岡大志選手など将来性が重視されたドラフトとなった。そしてドラフト5位で指名された山崎晃大朗選手には、高山俊選手を想定していた即戦力外野手として高い期待がかかっている。
山崎選手は50m5秒台で走る俊足が魅力の選手で、真中監督と同じ日大出身の外野手、身長や体型も近く真中2世として背番号31が決定した。山崎選手は「背番号に恥じないプレーをしたい」と話し意気込みを込めた。
東京ヤクルトは川端選手、山田哲人選手、畠山選手の2番から4番の内野陣が抜群の繋がりを見せてセリーグで優勝をしている。しかし1番センターのポジションは比屋根選手や上田選手が半々で出場し、レフトのバレンティン選手も怪我が多く1年間のフル出場は難しい状態になっている。今年のドラフトではその穴を埋めるべく高山俊選手をドラフト1位指名していた。
山崎選手には1番センターのポジションを比屋根選手、上田選手と争い活性化すること、そしてその競争を勝ち抜いてポジションを獲得することが期待されている。それができた時、ヤクルト打線はさらに繋がりを伸ばして厚みのある攻撃ができる。
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