福岡大・梅野隆太郎捕手が同点ホームラン、福岡ソフトバンクが上位指名検討、阪神も評価

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 全日本大学野球選手権が開幕した。福岡大vs中部学院大の対戦では中部学院大の東谷優投手の好投で7回まで無失点を続けると、8回表に福岡大がワイルドピッチで2点目を失い、試合の流れは中部学院大に傾いた。

 しかしその裏、ランナーを一人置いて、4番でドラフト候補の梅野隆太郎選手が外し気味の高めのストレートを強打すると、バックスクリーン横に飛び込む同点の2ランホームランとなった。

 同点で進んだ延長10回のタイブレーク(1アウト満塁からプレー)でも表に1点を奪われて臨んだその裏に、福岡大は4番・梅野隆太郎投手からの打順を選択した。ホームランを打っていた梅野選手だったが、この場面ではショート前にゴロが転がり万事休すかと思われたが、必死の走塁でファーストにスライディングすると、ファーストがワンバウンドの送球を取る事ができずに後ろに逸らし、ランナー2人がホームインして逆転サヨナラとなった。

 チームを救う2度の活躍で特にホームランについて阪神・佐野統括スカウトは「センターへあれだけの当たりを打てるのはすごい。試合での落ち着きもある」と評価した。

 また西日本スポーツによると福岡ソフトバンクが梅野隆太郎捕手をドラフト上位候補として指名を検討しているとの事で、この日も全スカウトが視察、永山スカウト部長は「打てる捕手として評価してきた、あの場面で打てるのは大したもの」と話し「他球団もチェックリストの上位に挙げてくるだろう」と警戒した。

 捕手としても2枚看板の大森健志投手、唐仁原志貴投手を落ち着いてリードしていた。打って守れる捕手として捕手が不足しているチームは欲しい選手だろう。梅野選手も「全国の舞台でアピールしたいと思っていた。正直、スカウトの方々を意識していたんですよ。だからその中であの結果を出せたのはうれしい」と正直にプロへの思いを語った。来年はプロ球団のレガースとマスクを付けていることでしょう。

特大アピール弾・梅野、ソフトバンク大注目  - 西日本スポーツ:2013/6/12

 

 全日本大学野球選手権第1日(福岡大4x-3中部学院大=タイブレーク十回、11日、神宮)福岡大は1死満塁から始まるタイブレークで4番梅野が遊ゴロ。併殺かと思われたが、二塁手が一塁へ悪送球し、2者生還で逆転サヨナラ勝ちした。ヘッドスライディングでユニホームを赤茶色に染めた主将は「やばいと思って滑った。勝ててよかった」と安堵の表情を浮かべた。

 今秋のドラフト候補に名前が挙がる強打の捕手は八回に豪快な同点2ランを放った。「全国の舞台でどれだけ活躍できるかアピールしたいと思っていた」と胸を張った。

福岡大激戦制す!梅野がサヨナラ演出  - デイリースポーツ:2013/6/12

 主将のバットが勝負を決めた。福岡大は2点を追う八回1死二塁から、梅野が中堅左へ同点2ラン。タイブレークで1失点した直後の十回裏は1死満塁で遊ゴロ。必死のヘッドスライディングで悪送球を誘い、サヨナラ勝ちを演出した。八回の2ランは大学通算9本目、神宮での1号。「真っすぐ一本を狙っていた。バットが前に出て飛距離が出た」。強肩・強打の逸材を、阪神・佐野統括スカウトは「センターへあれだけの当たりを打てるのはすごい。試合での落ち着きもある」と高く評価した。

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