阪神がスカウト会議、大学・社会人のドラフト上位候補10数人を映像で確認

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阪神は6月20日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。この日は大学・社会人のドラフト候補について話し合い、ドラフト上位候補10数人を映像で確認した。

大学・社会人の指名候補を確認

前回の5月28日のスカウト会議では、高校生のドラフト候補について話をし、大船渡の佐々木朗希投手、星稜・奥川恭伸投手など10数人を映像で確認した。今回は大学野球選手権と都市対抗の地区予選が終わり、大学・社会人のドラフト候補について話し合いを行い、同じく上位候補に挙げられた10数人を映像で確認した。

映像では明治大の森下暢仁投手についても確認したとみられる。スカウト会議を終えた畑山統括スカウトは「上位候補は高校生も大学生もみんな順調に成長してきているなと思います」と話した。他に映像を確認したとみられる大学・社会人のドラフト候補は、東海理化・立野和明投手、JFE西日本・河野竜生投手、立命館大・坂本裕哉投手、近畿大・村西良太投手、大商大・大西広樹投手、橋本侑樹投手、東北福祉大・津森宥紀投手、創価大・杉山晃基投手、慶応大・海野隆司捕手、東洋大・佐藤都志也捕手、慶応大・柳町達選手、日体大・北山比呂投手、吉田大喜投手あたりではないかとみられる。

また、畑山統括スカウトは、「大学生は選手権が終わったけど、高校生はこれから、社会人も都市対抗があり、そういう大きい舞台でどれだけの力が出せるかっていうのもポイントになってくると思う」と話した。大学生についてはだいたいランク付けが終わり、これから社会人は都市対抗本戦で最終的なランク付けを行っていく。

そして夏の高校野球シーズン入りを前に、前回のスカウト会議でチェックした高校生の候補についても、現状の確認と視察予定などについて話し合いを行った。

阪神は最終的には矢野監督が1位指名選手を決めるが、それまでに球団側が1位指名候補を絞り込み、本社側といろいろとやり取りをしながら進んでいく。現状、チーム状況は一進一退だが、矢野監督の1年目は若手も活躍を見せており、慌ててどのポジションが必要とか、即戦力じゃないと来年が心配という事もなさそうだ。メッセンジャー投手のエースが続くが、右のエース候補として明治大・森下暢仁投手、または1年目からエースも期待でき、将来も期待できる星稜の奥川恭伸投手を中心に決まっていくものとみられる。

また捕手についても、梅野選手が骨折をしても出場を続けるなど、梅野捕手以外の戦力がやや寂しいことから、海野捕手や智弁和歌山の東妻純平捕手なども候補に挙がってくるかもしれない。

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明大・森下らの映像をチェック デイリースポーツ紙面 2019/6/21

 

大学では全日本大学野球選手権を制した明大・森下暢仁投手(4年)が筆頭候補。畑山俊二統括スカウト(55)は「大学生は選手権が終わったけど、高校生はこれから、社会人も都市対抗があり、そういう大きい舞台でどれだけの力が出せるかっていうのもポイントになってくると思う」と話した。

畑山統括スカウトは「上位候補は高校生も大学生もみんな順調に成長してきているという印象」と語った。

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