駒澤大が1部残留、1年生・福山優希投手が1失点完投、10人で戦う

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東都リーグ1部2部入れ替え戦では3回戦が行われ、駒澤大が専修大を6-1で下して1部残留を決めた。1年生の福山優希投手が1失点完投でチームを救った。

1年生が連投

駒澤大が、先日の2回戦で先発して8回途中まで130球を投げ、チームの勝利に貢献した1年生の福山優希投手をこの日も先発マウンドに送った。八戸学院光星でエースとして活躍し、甲子園でも好投を見せた。最速145キロの速球を投げ、昨年はドラフト候補としても名前が挙がっっていた。

その福山投手は、この日は前日の疲れを見せないような、前日よりも素晴らしいピッチングを展開する。140キロ前後のストレートに、高校時代から投げていた3種類のスライダーを低めに集めると、5回まで無失点を続けた。6回に1失点をしたもののその後も危なげなかった。専修大の注目野手が並ぶ打線を9回まで抑えきり、5安打5奪三振4四死球で1失点に抑えて完投で勝利した。福山投手は「駒沢が2部にいるのは、あっちゃいけないことだと思う。ホッとしたというのが正直なところです」と話した。

このピッチングに、この日も視察したOB会長の中畑清氏は、「こんな1年生が居たとはね。立ち上がりから素晴らしかった。後光、オーラが差している感じだよ。オレと同じ東北人だろ」と話し福山投手を絶賛、「これからが楽しみだね」と話した。

大倉監督は、「乗り越えたことをどうつなげるか。乗り越えて喜んでいる場合じゃないと気づかないと、秋も同じことになる」と話し、秋に向けて兜の緒を締めた。

専修大は2017年春に立正大との入れ替え戦で敗れて2部に降格すると、昨年秋に2部優勝をし中央大との入れ替え戦に臨んだが、1部昇格はならなかった。2季連続で1部昇格をしたものの昇格ができず、齋藤監督は「四死球は安打と同じ、その差は歴然。夏、2番手の投手を育てて秋にまたチャレンジしたい」と、この日2回1/3で6四死球を出した前田敬太投手など12四死球を与えた投手陣に喝を入れた。

専修大は1年生に日本航空石川の148キロ右腕・大橋修人投手や、2年生で専大松戸出身の川上鳳之投手などがおり、相手の1年生の好投を受けて、秋は前田投手など4年生から大きく入れ替えてくるかもしれない。また激闘の東都2部を戦うが、そこに勝ち抜いてきたら実力は本物だろう。

専修大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
駒澤大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

「駒沢が2部というのはあってはいけない。自分のできることをやろうと思って投げました」。初戦敗退で迎えた2回戦は7回2/3を3失点。130球を投げ、サヨナラ勝ちに貢献した。連投となったこの日も140キロ前後の直球と縦横、球速の遅い3種類のスライダーで低めを突き、途中からバントの構えから打ちにきた専大を封じた。

「こんな1年生が居たとはね。立ち上がりから素晴らしかった。後光、オーラが差している感じだよ。オレと同じ東北人だろ」。前日の2回戦130球の熱投に続き、この日も133球で1失点完投した福山を絶賛した。

観戦に訪れていた中畑清野球部OB会長は「本当の後光が差してる。オーラが出てる。拝んだね。こんな1年生がいるのか」と絶賛。大倉孝一監督(56)は、踏ん張ったことをたたえながらも「乗り越えたことをどうつなげるか。乗り越えて喜んでいる場合じゃないと気づかないと、秋も同じことになる」と早くも秋を見据えていた。

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