松井裕樹投手も開幕候補に、星野監督は田中将大投手の穴をどう埋める

松井裕樹

 日本テレビのNEWS ZEROに出演した東北楽天・星野監督は、開幕候補にドラフト1位ルーキー・松井裕樹投手の名前も「なくはない」と挙げた。今のところ、昨年15勝を挙げて新人王となった則本昂大投手がプロ入りから2年連続の開幕投手の可能性が高いものの、24勝を挙げたエース・田中将大投手の穴は大きく、いろいろな投手にチャンスがある。

 

松井投手ならば58年ぶり

 高校生投手での開幕投手となれば、なんと58年ぶりの快挙となる。星野監督は「オープン戦で使ってみて、良ければね」と話し、オープン戦での結果次第では可能性もあると示唆した。プロ野球の投手である以上、可能性があるのはみんな一緒で当たり前の事なのだが、松井投手への期待の高さと、田中将大投手の穴の大きさをうかがわせる。

 松井裕樹投手は高校2年生の夏に甲子園で1試合22奪三振を記録したが、3年時は甲子園に出場する事ができず、18Uではエースとして競合を抑えたものの、四死球が多くまだ未完成という印象を受けた。しかし、昨年春の優勝校・浦和学院との練習試合では1安打完封と完璧なピッチングを見せており、キャンプでその投球ができれば、開幕1軍、開幕試合先発という事もあるかもしれない。

 

田中将大投手の穴

 昨年、田中投手が挙げた24勝をどのように埋めるのか、今の所は日本シリーズやcsで活躍した則本昂大投手、美馬学投手、辛島航投手が中心になる。2013年ドラフト会議では先発の即戦力投手は少なく、社会人でドラフト3位の浜矢広大投手、ドラフト7位の相原和友投手、大学生でドラフト5位の西宮悠介投手も、まだ成長途中の左腕投手という感じで、ドラフト1位の松井裕樹投手も含めて首脳陣もまだ計算には入れていないだろう。

 最近のドラフト指名選手を見ても、則本昂大投手や美馬学投手は即戦力として指名し結果を残しているが、全体的には森雄大投手などアマチュアで実績を残した選手というよりは、これから育成していく選手の指名が多い。その中で2011年のドラフト1位・武藤好貴投手や、2010年の塩見貴洋投手、2009年の戸村健次投手は日本一となった昨年もあまり結果を残せず、このドラフト1位指名選手の奮起が必要となる。逆に大きなチャンスでもある。

 主軸打者は外国人で、投手は日本人でという補強戦略の東北楽天、結局は田中将大投手頼りだったとならないよう、投手の底上げを見せたい。

 

 楽天の星野監督が、ドラフト1位の松井裕(桐光学園)を開幕投手候補に挙げた。日本テレビ系「ZERO」に生出演し「なくはない。オープン戦で使ってみて、良ければね」と大抜てきする可能性を示唆した。高卒新人が開幕投手を務めれば、1956年の牧田伸(東映)以来、58年ぶり史上4人目でドラフト制以降では初めてとなる。

 エース田中が新ポスティング・システムで大リーグに移籍することが確実。今季の開幕投手は昨季15勝を挙げて新人王を獲得した則本が本命視されているが、星野監督は高校2年の夏に甲子園で大会最多の22三振を奪った怪物左腕にもチャンスを与えた。松井裕はコボスタ宮城で新人合同自主トレを行い、700メートル走では2本とも新人9選手中で1位になり、「走りは得意じゃないけど、1位になれてよかった」と笑顔で話した。


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