済美1年生・安楽智大投手、152km記録で15奪三振も9回に泣く

安楽智大, 済美高

 済美高校の驚異の1年生・安楽智大投手、秋季愛媛大会で延長10回に151kmを記録し21奪三振と圧巻のピッチングを見せていたが、四国大会準決勝の鳴門戦では、最速152kmを記録、8回まで8者連続を含む15奪三振で1失点というピッチングを繰り広げていた。

 しかし9回、「ミラクル鳴門」で知られる逆転の鳴門が牙をむく。4連打で同点に追いつくとエラーで決勝点を奪い、5-4で強敵を倒しセンバツ出場を確実とした。

 安楽投手はセンバツ出場まであと1イニングという場面で、心の隙ができたのか、またはこれまでの疲れもあったのだろう、これでセンバツ出場は明治神宮大会の結果や中国地区の代表との選考となった。驚異の1年生に試練が与えられた。

 

 “ミラクル鳴門”サヨナラでセンバツへ - デイリースポーツ:2012/11/04

 最終回は先頭の伊勢が放った左前打を皮切りに4安打を集中し同点。最後は1死一、二塁から敵失に乗じて決勝点を奪った。遊撃手の後逸を誘う一打を放った松本は「調子が悪いのに一番で起用し続けてくれた。チーム全体でつないでくれて、勝ちにつながりほっとした」と感涙にむせんだ。

 

 九回に1点加えられ敗戦ムードが漂っていた。しかし、このまま終わるわけにはいかなった。済美との対戦が決まると、マシンを155キロに設定して安楽対策を講じてきた。八回まで計15三振を喫したが、最後の最後にナインの意地と執念がバットに乗り移った。


PAGE TOP