花咲徳栄が初戦敗退!山村国際が勝利

高校野球ドラフトニュース

 高校野球埼玉大会では、夏は30年間初戦を勝ち続けていた強豪の花咲徳栄が、1-2で山村国際に敗れる波乱があった。

柱が抜け

 昨年は若月健矢捕手(オリックス・ドラフト3位)や147km/hを投げた関口明大投手がおり、センバツにも出場していた花咲徳栄だったが、今年は捕手で打線の軸と投手が抜けた。

 もちろん他のチームだってそうなのだが、大きすぎる軸は抜けた穴も大きく、翌年に影響する事も少なくない。

 今年も長船佑己投手や神取凛平捕手など素質の高い選手がいたようだが伸びきらず、エースや正捕手にはなれなかった。そして、31年ぶりという初戦敗退を味わった。

 しかし高校野球の敗戦はまだ次につながる敗戦でもある。3年生はできればこれからも野球を続けてほしいし、チームだって2年生に鎌倉知也投手や小暮祐介選手といった素質の高い選手がいるようで、来年に向けて大きく成長するだろう。

 

山村国際が勝利

 山村国際高校は昨年秋も今年春も1回戦で敗れたチームだったが波乱を起こした。昨年夏に2年生ながらトルネード投法で13奪三振完封をしたエースの菊地亮投手ではなく、120km/h台のストレートとカーブを駆使する酒巻投手が完投し1失点に抑え、打線も4回に3つの四死球でもらったチャンスでタイムリー2ベースで2点を奪った。

 これが高校野球といえる。昨年夏も勢いに乗り4回戦まで勝ち進んでいる。今年はこの勢いでどこまで行くか。

 3回に主将・古川澄也右翼手(3年)の中前適時打で先取点を取ったが直後の4回にエース・井上祐太投手(3年)が1点を守りに行ったのか、2死から3連続四球で満塁と突如乱れた。続く打者にフェンス直撃の左越え2点二塁打で逆転された。指揮官は「(井上は)よく投げた。あのイニングだけ大事に行き過ぎた」と肩を落とした。

 エース・井上は5安打9奪三振で完投も、4回2死から3連続四球と制球を乱し、直後に逆転打を許した。打線は相手を上回る7安打を放ったが好機で1本が出なかった。まさかの敗戦に、岩井隆監督は「井上は調子は良かったが大事に投げすぎた。運が回ってこなかった。負けたのは私の責任。選手たちはよくやってくれた」と選手をかばった。

 春夏通じて5度の甲子園出場を誇り、昨秋県大会王者の花咲徳栄を破る大金星。直球は130キロ前後ながら、縦に割れるカーブを織り交ぜ、優勝候補の打線を幻惑。3回に先制されたが、粘り強く投げ切った。バックも無失策でもり立てた。嵐山菅谷中時代は東松山中央ボーイズに所属し全国大会出場経験もあるが「自分に合っていると思った。ここで野球をすることが楽しい」と進路は迷わなかった。本職の打撃でも魅せた。4回2死から3連続四球で得たチャンスで、左越えに逆転二塁打を放った。

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