東海大相模と報徳学園が練習試合を行い、先発した小笠原慎之介投手が10三振を奪い2失点で完投勝利を挙げた。しかし7四死球を制球に課題を見せた。
154球
先発した小笠原慎之介投手はこの日は最速144km/h、強豪相手に5安打2失点に10奪三振で完投し、チームも3-2で勝利している。しかし許した四死球は7つ、154球を投げての完投勝利だった。
神奈川大会は7月11日から開幕する。この日は夏に向けた暑さへの慣れと体力の最終のチェックという事で、完投することを指示されていた。門馬監督は「9回を投げる事も必要。試合の中でいろいろと見えてくればいい」と話し、154球を投げさせた理由を話す。
東海大相模は、昨年は青島凌也投手、佐藤雄偉知投手が、また今年も吉田凌投手など好投手が揃い、小笠原投手もどちらかというと短いイニングの登板が多かった。しかし今年はエースとして先発完投を目指し、それに向けて体力を強化している。
体が大きくなった分、フォームのバランスの調整に苦労しているようで昨年よりもやや制球力が落ちているようだが、完投する体力もつき進化していると言って良いと思う。まだ万全な状態ではないだろうが、夏に一試合一試合成長する姿を見せてくれるだろう。
今秋ドラ1候補、小笠原10K完投 デイリースポーツ紙面 2015/6/29
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