花巻東のエースとして甲子園で活躍し、侍ジャパンU18代表でもリリーフとして安定したピッチングを見せた花巻東・高橋樹也選手がプロ志望を決断した。
U18戦士
高橋樹也投手は176cm75kgの左腕投手で、最速は146キロを記録するが、甲子園でもU18ワールドカップでも見せたように、低めに140キロ前後の速球と変化球を集めて抑えるタイプの投手。U18ワールドカップではリリーフとして3試合に登板し、6回を投げて2安打7奪三振1四球と好投を見せた。
大学代表との壮行試合では1回を投げて2安打1失点、吉田正尚選手にバックスクリーンに運ばれて失点をしたが、相手が大学生にもかかわらず、打たれたことに対して非常に不満そうな顔を見せていた。
夏の甲子園も含め2年時からエースとして春、夏、秋の大会に登板し、実戦経験を非常に多く積み重ね、投球術にも定評がある。
プロへ
高橋投手には強豪社会人チームなどからの誘いが複数あったというが、プロへの思いが強く、今日にもプロ志望届を提出する見込みとなった。最速146キロを記録したこともあり、もう一回り成長できる左腕投手として注目される。
U18戦士で東北を代表する左腕の成田翔投手とともに、どの球団がどんな順位で指名してくるのか注目したい。
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花巻東・高橋樹也、プロ1本に絞る 日刊スポーツ紙面 2015/10/6
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