花咲徳栄・西川愛也選手が27号ホームラン、スカウト絶賛の天才的打撃

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高校野球埼玉大会では花咲徳栄が登場し、プロ注目のスラッガー・西川愛也選手が高校通算27号となる勝ち越しの2ランホームランを放った。

チームに勢い与える

優勝候補の花咲徳栄はこの日は部員10人の越谷総合技術と対戦したが、2回に先制を許してしまう。初戦の硬直に飲まれていた。しかし3回、昨年夏の甲子園を経験している西川愛也選手が、インハイのストレートを振りぬくと、ライト芝生席に飛び込む2ランホームランを放つと、打線も緊張が解けて打者一巡の猛攻を見せる。

そして、再び巡ってきた西川選手の打席で、インコース低めを救い上げると、打球は高く舞い上がった。強風に押し戻されてフェンスを越えなかったが風が無ければ1イニング2本塁打というあたりだった。試合は11-1で5回コールド勝利した。

プロも頷くホームラン

西川選手は昨年夏の甲子園でもホームランを放っているが、天才的な部分があるように思える。

この日は北海道日本ハム、広島、埼玉西武、オリックス、千葉ロッテにMLBのアストロズのスカウトが視察に訪れたが、広島の苑田スカウト部長は「柔らかい。ヒットエリアが広い。ホームランバッターではなく中距離ヒッター。木製バットでも十分打てる。今日はいいものを見せてもらった」と話した。

また日本ハムの今成スカウトも「バットの軌道が長い。自分の形をもっているし高校生ではトップクラス。あとはプロの球に慣れるだけ。」と絶賛し、広島の尾形スカウトは「三拍子そろっている。一番は柳田みたいになってほしい」と話した。

アストロズの大慈弥スカウトも「独特の間の取り方。凡人ではできない」と話し、西川選手の特徴を話した。

西川選手は完全に自分の間の取り方を持っており、どんな投手が来てもどんな球が来ても崩されずに打つことができる。プロ志望をすればドラフト会議では3位前後で指名される選手だと思う。

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西川は「良い感じでした。低い打球を意識していました。打線が硬直していたので、あの1本でほぐれたというか火が付いたと思います」とふり返った。岩井隆監督は「西川は当たり前のように打つから」と当然といった顔つき。この日は日本ハム、広島、西武、オリックス、ロッテのほか大リーグのアストロズも視察し、西川の打席をチェックしていた。

この日は日米6球団が視察。広島の尾形佳紀スカウトは「三拍子そろっている。一番は柳田(ソフトバンク)みたいになってほしい」と期待した。

「内角へのまっすぐがきてバット出したら当たった」と振り返った。第3打席も右翼席に入りそうな当たりだったが、風に戻された。「つまった。風があって押し返された」と悔しそうに語った。

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