高校野球栃木大会では青藍泰斗の石川翔投手が5回から3番手で登板した。いきなり1失点をしたものの、その後は立ち直り、5イニングで10奪三振を記録した。
最速147キロ
0-1とビハインドで迎えた5回に石川翔投手がマウンドに上がった。しかし制球が良くなく、2安打と2四死球で1点を失ってしまう。
しかしここで石川投手が立ち直った。6回から9回までは最速147キロの速球と共に得意の縦のスライダーがコーナーに決まり、打者13人から9つの三振を奪った。味方もこのリズムに導かれ、6回、7回、8回に1点ずつ奪って逆転し、3-2で勝利を飾った。
これで2試合連続でリリーフで登板し、合わせて6回1/3を2安打1失点となった。痛めていた左足は「まだ60%くらい」というものの、長いイニングも登板し、復活傾向は間違いない。
9球団21人スカウト視察
この日も石川投手には9球団21人のスカウトが集まった。
横浜DeNA・欠端スカウトグループリーダー:「真っすぐに力があってスライダーも良い。将来性豊かで楽しみな投手です」
巨人・吉武スカウト:「まだまだ課題はあるが、面白い素材を持っている。楽しみに見ていきたい」
九州では熊本工の山口翔投手が覚醒をしたようだが、この石川翔投手も覚醒しそうな候補として注目される。
プロ注目の青藍泰斗・石川翔、救援で10K/栃木 – 高校野球 : 日刊スポーツ 2017/7/16
2日の練習試合で左足を痛めた石川は、5回裏から救援した。5イニングを投げ、2安打1失点10奪三振と好投。チームの逆転を呼び込んだ。
コメント