青藍泰斗・石川翔投手が5回10奪三振、9球団21人スカウトが注目

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高校野球栃木大会では青藍泰斗の石川翔投手が5回から3番手で登板した。いきなり1失点をしたものの、その後は立ち直り、5イニングで10奪三振を記録した。

最速147キロ

0-1とビハインドで迎えた5回に石川翔投手がマウンドに上がった。しかし制球が良くなく、2安打と2四死球で1点を失ってしまう。

しかしここで石川投手が立ち直った。6回から9回までは最速147キロの速球と共に得意の縦のスライダーがコーナーに決まり、打者13人から9つの三振を奪った。味方もこのリズムに導かれ、6回、7回、8回に1点ずつ奪って逆転し、3-2で勝利を飾った。

これで2試合連続でリリーフで登板し、合わせて6回1/3を2安打1失点となった。痛めていた左足は「まだ60%くらい」というものの、長いイニングも登板し、復活傾向は間違いない。

9球団21人スカウト視察

この日も石川投手には9球団21人のスカウトが集まった。

横浜DeNA・欠端スカウトグループリーダー:「真っすぐに力があってスライダーも良い。将来性豊かで楽しみな投手です」

巨人・吉武スカウト:「まだまだ課題はあるが、面白い素材を持っている。楽しみに見ていきたい」

九州では熊本工の山口翔投手が覚醒をしたようだが、この石川翔投手も覚醒しそうな候補として注目される。

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2日の練習試合で左足を痛めた石川は、5回裏から救援した。5イニングを投げ、2安打1失点10奪三振と好投。チームの逆転を呼び込んだ。

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