西脇工・翁田大勢投手と東洋大姫路・山内響投手の登板に5球団7人スカウト視察

高校野球兵庫大会では、西脇工の146キロ右腕・翁田大勢ｖｓ東洋大姫路の145キロ右腕・山内響の対戦となり、巨人など5球団7人のスカウトが集まった。試合は意外な展開となった。

プロ注目の145キロ超腕同士の先発となったこの試合、西脇工の翁田大勢投手は、「調子がよくなくて、しんどかった」と話したものの最速147キロを記録し、7回を5安打1失点に抑えた。また打撃でも4番として4打数2安打2打点の活躍で、7回コールド１０－１の勝利に貢献した。

一方、東洋大姫路の山内響投手は、6回を投げて8安打を許し7失点、プロ注目投手同士の対決だったが思わぬ大差がついた。

この日は巨人、広島、日本ハムなど5球団7人のスカウトが視察した。北海道日本ハムの大渕スカウト部長は「投打ともにダイナミック。両方とも面白い」と評価した。

投手、野手の両方で評価される翁田選手、進路の決断と共に、どちらでやっていくのかにも注目されそうだ。

兵庫では王者・報徳学園がいる。翁田投手も春の大会で１－７で敗れている。打倒・報徳を目指し、翁田投手が勝ち上がる。

スタンドから巨人など５球団７人のスカウトが視察。翁田は投手でのプロ入りを目指しているが、４番として２安打２打点を記録したように打撃も非凡だ。日本ハム・大渕スカウト部長は「投打ともにダイナミック。両方とも面白い」と高い運動能力を評価した。