センバツ大会では智弁和歌山の林晃汰選手がホームランを放ち、昨年夏に続く2大会連続ホームラン、高校通算を34号とした。
逆方向に
林晃汰選手はこの日、1-4と劣勢の3回、ストレートを逆方向に運ぶと、レフトスタンドに運んだ。これで甲子園大会では昨年夏に続き2大会連続ホームラン、高校通算34号ホームランとなった。
この日は5回にもセンター前ヒット。しかし、その後、8回と10回には三振を喫し、「ホームランのことはよく覚えていません」と、反省を口にしたが、筒香タイプと評されるように、逆方向へのホームランははインパクトが大きかった。
視察した東京ヤクルトの阿部スカウトも「逆方向に強い打球を打てるのが魅力」と話した。スラッガータイプの選手として、高校生トップクラスにいるのは間違いなく、特にヤクルトは、高校生選手を3,4人獲得することを明らかにしており、林選手は、昨年の村上選手と共に左の大砲として育てたい選手だろう。
また広島の鞘師スカウトも」あんな打球はプロでもなかなか見られない。ごまかしでは打てないし、今大会ナンバー1のホームランだと思う」と評価した。
故障の影響がさらになくなって状態が上がってくれば、ドラフト2位前後で指名があるかもしれない。夏の爆発次第では1位候補に上がってくる可能性もある。
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林反撃のろし弾 日刊スポーツ紙面 2018/4/2
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