報徳学園・小園海斗選手に阪神が4人体制で視察、「根尾より小園」

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報徳学園の小園海斗選手が、兵庫大会2回戦の滝川二戦に登場し、阪神が谷本修球団本部長以下4人体制で視察をした。

内野手としては根尾より小園

報徳学園はこの日、6回に相手の暴投で先制したものの、小園海斗選手が3打数ノーヒットで2四球、その他の打者も散発の5安打に抑えられ、1-2で姿を消した。夏の兵庫大会の第1シード権を逃した。

しかし小園選手は、この冬に体重が6kg増えて79kgとなり、一回り大きくなった身体を見せた。4人体制で視察をした阪神の谷本球団本部長は「お尻が大きいですね」と注目した。

1年生から遊撃手を任され、トップバッターとしてヒットを量産してきたが、徐々に長打力が付いてきて、現在は高校通算29本塁打まで伸ばしている。遊撃手のドラフト候補として、大阪桐蔭の根尾昂選手と比較されるが、阪神の熊野スカウトは、「内野手としてなら、根尾より小園の方が可能性があると思う。体を含め、どんどんよくなっている。スターになる素質がある」と絶大な評価を示した。

長打力や肩に関しては根尾選手の方が上だと思うが、遊撃手としての動きでは小園選手の方が評価は上だと思う。この日は阪神以外にも4球団が視察、5球団9人のスカウトが視察に訪れた。遊撃手として見るならば、小園選手を指名と判断する事になるだろう。

敗戦後に小園選手は、「最後の大会は甲子園で勝てるようにしたい」と話した。やや遠ざかってしまっている甲子園、最後の夏に姿を見せられるか。

結果は出なかったが、昨秋から6キロ増えて79キロとなった肉体が成長の証しだった。谷本球団本部長は小園の体に驚いた。「お尻が大きいですね」。昨秋はU-18W杯で結果を残すなど、実力は証明済み。ドラフト1位候補の大阪桐蔭・根尾と比較される逸材に改めて可能性を感じ取った。

 高校通算本塁打を29本まで増やすなど、実力も伸ばしている。熊野スカウトは「内野手としてなら、根尾より小園の方が可能性があると思う。体を含め、どんどんよくなっている。スターになる素質がある」と変わらぬ高評価を口にした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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